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転職市場にいない人材の採用:今どきの採用担当者は転職潜在層にもアプローチ

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2014年11月05日

本日(11月5日)、LinkedInでソーシャルリクルーティングを実践する担当者向けマニュアル、「今どきの採用担当者ガイド(ダイレクト・ソーシング)」をこちらで公開しました。

LinkedInの調査では、転職活動を積極的にしているプロフェッショナル(転職顕在層)は、世界平均で全体の1/4であることがわかりました。今どきの採用担当者は、この転職顕在層だけでなく、転職活動をしていない転職潜在層にもアプローチします。つまり人材市場の最も優秀な人材へのアプローチが最先端の採用手法となってきています。

転職潜在層は、転職情報サイトや企業の採用ページを見ることはなく、人材紹介会社に相談に行くこともありません。そのため、最新の履歴書や職務経歴書も準備していません。現職で能力を発揮するのに多忙だからです。 しかし、世界平均では85%、日本では84%のプロフェッショナルが、企業から良い話があれば転職を検討することが分かっています。*1

 

転職活動状況に関する調査結果

Modern Recruiter Guide 2

*1)2014年タレントトレンドレポート[日本版] ダウンロード

 

そこで重要になるのが、採用担当者が候補者となる人材に直接アプローチするスキルです。ここでいう候補者への直接的なアプローチとは、LinkedInのようなソーシャルメディアで対象者を検索し、メッセージを送り、初回の面会を打診するといった手法のことを示します。

「今どきの採用担当者ガイド(ダイレクト・ソーシング)」では、世界最大級のビジネスソーシャル・ネットワークである「LinkedIn」に登録する3億人以上のプロフェッショナルから人材を採用するために、効果的な候補者へのアプローチと、求人掲載の2面をご紹介します。

LinkedInでは世界中のプロフェッショナルで構成される豊富な人材データベースにアクセスできます。その中から自社のニーズに合う人材を効率的に探すために必要となる5つのステップ、「人材マーケットの把握」「検索」「コンタクト」「人材パイプラインの構築」「効果の測定」を解説します。

また、従来のように求人を掲載し、あとは優秀な人材が応募してくれることを祈る手法から脱却するためには、求人掲載におけるアートとサイエンスを駆使する必要があります。「魅力的な求人の作成」「的を絞ったアプローチ」「リアルタイムの効果測定」といった3つのステップを解説します。

LinkedInでは、今回の「今どきの採用担当者ガイド(ダイレクト・ソーシング)」の続編(全3部で完結)も年内に公開し、最先端の採用業務に役立つノウハウを紹介してまいりますので、ぜひこの機会にダウンロードしてみてください。

ダウンロードはこちらから: http://lnkd.in/bf2tDKS 


第1編「今どきの採用担当者ガイド(LinkedInの基礎知識)」はこちらからダウンロード

 

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リンクトイン・ジャパン株式会社
タレントソーリューションズ  シニアエンタープライズリレーションシップマネージャー

西 勝清 (にし かつきよ)
大学卒業後、シスコシステムズにへ入社。セールス部門にて国内外企業のICTインフラ導入及び構築に携わり、企業のグローバル展開に貢献後、社長室戦略チームにてアジア太平洋地域における事業企画や戦略策定を経験。 LinkedIn Japanに入社し、営業企画を経験後、国内初のタレントソリューションズ部門エンタープライズエンゲージメントマネージャーに着任。国内のグローバル企業を対象にLinkedInのダイレクトソーシング導入から運用体制構築、採用ブランド戦略の策定支援をすると同時に、法人顧客向けイベントの企画運営や販促マーケティング業務にも従事している。 オランダ・エラスムス大学ロッテルダム経営大学院にてMBA取得。

(LinkedInプロフィール:https://www.linkedin.com/in/katsukiyonishi)

 

 

 

 

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