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最先端を行く人材採用担当者の理想像: 営業力と分析能力を持った人

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2014年10月02日

本日(10月2日)、LinkedInでソーシャルリクルーティングを実践する担当者向けのマニュアル、「今どきの採用担当者ガイド(LinkedInの基礎知識)」をこちらで公開しました。

「今どきの採用担当者ガイド」は、昨今LinkedInをはじめ、SNSを駆使した採用活動(ソーシャルリクルーティング)を導入している企業が増え、変化しつつある採用担当者の業務や求められる能力に対する手引きの役割を果たします。

特にLinkedInを活用した採用活動では、採用担当者が候補者を検索してLinkedIn経由で直接連絡し、転職を考えていなかった人に対して企業の魅力を説明し、面接を受けてもらい、採用につなぐといった営業的な動きを取ります。これは、従来の求人広告を掲載し、応募してくる転職希望者を待つといった、受け身の採用体制とは正反対のスタンスとなっています。さらにLinkedIn上の会社ページのフォロワー数などの統計データを分析する業務も新たに加わってきています。

LinkedIn 今どきの採用担当者とは

このような変化を踏まえ、「今どきの採用担当者ガイド」では、最先端の採用担当者が持つべきスキルを紹介しています。スキルは2つに分類され、対人能力や営業力などの「アート」(感性)とデータ分析能力などの「サイエンス」(論理性)です(上図参考)。また、採用担当者は 「LinkedInプロフィール」を持ちながら会社の顔として採用活動をするため、魅力的なプロフィールの作成方法や、企業の採用ブランドを強化する「会社ページ」の活用術を紹介しています。

また、パナソニック株式会社 グローバル&グループ 採用センター所長の行岡 正恭氏もアジア太平洋地域の採用責任者と一緒にご登場いただき、以下のコメントをされています。

「今日、私たちは情報テクノロジーを 利用して、広範な人材に効率的かつ スピーディにアクセスできるようにな っています。 こうしたデジタルのコミ ュニケーションスタイルが標準にな りながらも、 人に対して深い関心を 持ち、公正さと誠実さを持って候補 者のビジョンを捉えるという採用の 基本は今も変わりません。 最先端の 採用担当者は、情報テクノロジーを 使用する場合でも、こうした伝統的な 要素を常に念頭に置く必要がありま す。 このような新旧の手法の混在は 一見矛盾しているように感じられる かもしれませんが、互いを補完する ことが優れた成果につながると信じ ています」

LinkedInでは、今回の「今どきの採用担当者ガイド」の続編2部(全3部で完結)も年内に公開し、世界最先端の採用業務に役立つノウハウを紹介してまいりますので、ぜひこの機会にダウンロードしてみてください。

ダウンロードはこちらから: http://linkd.in/1tiGM48

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リンクトイン・ジャパン株式会社
タレントソーリューションズ  シニアエンタープライズリレーションシップマネージャー

西 勝清 (にし かつきよ)
大学卒業後、シスコシステムズにへ入社。セールス部門にて国内外企業のICTインフラ導入及び構築に携わり、企業のグローバル展開に貢献後、社長室戦略チームにてアジア太平洋地域における事業企画や戦略策定を経験。 LinkedIn Japanに入社し、営業企画を経験後、国内初のタレントソリューションズ部門エンタープライズエンゲージメントマネージャーに着任。国内のグローバル企業を対象にLinkedInのダイレクトソーシング導入から運用体制構築、採用ブランド戦略の策定支援をすると同時に、法人顧客向けイベントの企画運営や販促マーケティング業務にも従事している。 オランダ・エラスムス大学ロッテルダム経営大学院にてMBA取得。

(LinkedInプロフィール:https://www.linkedin.com/in/katsukiyonishi)

 

 

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