クボタ、子会社3社の経営統合を決定。リソースの集約により「シナジーを創出できる体制」の構築へ

株式会社クボタ(以下、クボタ)は2022年1月25日、同社の水環境事業関連の100%出資子会社である、クボタ環境サービス株式会社(以下、クボタ環境サービス)、クボタ機工株式会社(以下、クボタ機工)、クボタ化水株式会社(以下、クボタ化水)の3社を、同年4月1日に統合し、社名を「クボタ環境エンジニアリング株式会社」(以下、新会社)に変更すると発表した。この再編により、リソースの集約による体質強化とともに、シナジーを創出できる体制の構築を行い、同社の長期ビジョン「GMB2030」で掲げる「水資源・廃棄物の循環を促進するソリューション」の実現に向けた取り組みを推進していくという。

事業領域が近接する3社の統合により、人材不足解消やシナジーの創出を図る

クボタ環境サービス、クボタ機工、クボタ化水の3社は、近接した事業領域にあるもののこれまで別法人として事業を運営していたことで、リソースが分散し効率化やシナジー創出が難しい状況にあった。また、昨今の人手不足により、3社共に人材確保が大きな課題となっていたという。そこでクボタは、クボタ環境サービスを存続会社として3社を統合し、「クボタ環境エンジニアリング」とすることを決定した。これにより、人材をはじめとするリソースを集約し、マネジメントの効率化やガバナンスの強化を図るとともに、3社の強みを活かしたシナジーを生み出せる体制を構築することで、事業拡大につなげたい考えだ。

統合後の新会社の概要は以下の通りだ。

●社名

クボタ環境エンジニアリング株式会社

●本社

東京都中央区京橋二丁目1番3号

●従業員数

約2,430名

●事業概要

浄水場、下水処理場、し尿処理施設、廃棄物処理施設、ポンプ施設の運転・維持管理業務受託及び設計・施工・補修並びに産業排水・排ガス処理施設の設計・施工及びメンテナンス
人材不足が深刻化するこれからの企業経営において、分散していたリソースを集約させて効率的な事業運営を行うことは、多くの企業が取り組むべき課題と言えそうだ。統合によって期待できる効果を見据えながら、最適なあり方を検討してみてはいかがだろうか。