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2014年09月05日 22:27
「成長」を考える③:「成長」を自らの言葉で定義せよ ◆成長体験から成長の本質を導き出す演習 私は研修で「成長するとは何か?を自分の言葉で定義せよ」という演習を行っている。具体的には、各自にこれまでの仕事のなかで「いちばん成長できた経験」をあげてもらい、グループで共有する。そして、そうした自他のさまざまな経験エピソードを踏まえたうえで、「成長すること」の本質は何かを抽出し言語化する作業を行う...
2014年08月20日 13:28
「成長」を考える②:「連続的な成長」と「非連続的な成長」 「連続的/非連続的」という概念は、イノベーション(技術開発などによる革新)のプロセスを研究する現場で注目された。つまり革新には、地続き的に徐々に進化していく場合と、飛び地的に一気に飛躍する場合と2種類あるという分析である。著名なイノベーション研究者であるヨーゼフ・シュンペーターは、非連続的なイノベーションを次のように喩えた―――「いく...
2014年08月11日 11:02
「成長」を考える①:「水平的成長」と「垂直的成長」 「私の人生は、現在を超越することであり、 一段一段と前進することでなければならない、 と、そんなふうに考えていた。 音楽がひとつひとつのテーマを順に、 ひとつひとつのテンポを順に片づけ、 演奏し終え、完成させ、前進していくように、 けっして倦まず、けっして眠らず、 つねに醒めて、つねに完全に沈着...
2014年07月29日 18:34
〈考える材料3〉 石組みとブロック積み 武田信玄は「人は石垣、人は城」と言った。1人1人違った個性が心をひとつにして石垣、城となれば、難攻不落の基地ができあがるとの意味だ。 さて、石垣を造るのに、1個1個形の違う石を組み合わせて完成させるのは、技術的に難しいし、手間や時間がかかる。しかし、いったん巧みに組んでしまえば、なかなか崩れない。それに比べ、レンガブロックを積み上げる建造法は、...
2014年07月17日 16:52
〈考える材料1〉 ダイヤモンドの2つの価値 ダイヤモンドには2つの「価値」側面がある。つまり、ダイヤモンドは高価な宝石として取り引きされる一方、研磨材市場においても日々大量に取り引きされているのだ。前者は「財」(たから)としての価値が扱われ、後者は「材」としての価値が扱われている。 1粒1粒のダイヤモンドは、産出されるやいなや、「財」商品に回されるか、「材」商品に回されるか決められて...
2014年07月06日 14:14
◆「自律的」に見事な仕事 「しつけの目的は、自分で自分を支配する人間をつくること」。 ―――野村克也『野村の流儀』 これを私たちの言葉に平たく直せば、「企業における人材教育の目的は自律的な仕事人をつくること」となるだろうか。さて、「自律的な仕事人」とはどんな姿だろうか。人事の世界では誰もが、「社員の自...
2014年06月28日 14:25
人生・キャリアを航海に喩えるとするなら、 あなたの船はどんな「船」だろうか? (非力なゴムボートだろうか、それとも強力なエンジン付きの鋼鉄船だろうか) ぶれない「コンパス(羅針盤)」を持っているだろうか? 地図を持ち、そこには「目的地」が描かれているだろうか? ◆3つの自~働く意識の成長フェーズ 「自立」と「自律」については、前記事「自立と自律の違いを考える」...
2014年06月17日 10:58
ハイハイをしていた赤ん坊がやがてみずからの2本の脚で立ち上がる。 これが「自立」である。 そして自分の脚で立った後、今度は自分の意志のもとに方向づけして進んでいく。 これが「自律」である。 自立と自律には大きな差がある。 自立は、能力・経済力・身体といった“外的な”要素による独り立ちである。 自律は、価値観・信条・理念・哲学といった“内的な”要素によ...
2014年06月06日 21:04
「自らの価値観が組織の価値観になじまなければならない。 同じである必要はない。 だが、共存できなければならない。 さもなければ心楽しまず、成果もあがらない」。 ―――ピーター・ドラッカー『明日を支配するもの』 前回まで「目的」と「目標」について考えてきた。昨今の職場では「目標は溢れるが、目的がない」状況が少なからずあり、現場に...
2014年05月28日 10:54
前回は、目的と目標の違いをみた。どちらも志向する先を表わす言葉だが、目標とは単に「目指すべき状態・しるし」をいう。そして、そこに「意味(~のために)」が付加されて目的となる。すなわち───「目的=目標+意味」。今回は、目的と目標についてさらに理解を深めるため、両者の構造的関係をみていきたい。 ◆私たちは坂の上に立つ 私たちはそれぞれに職業をもち、日々、仕事をやって...
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2014年05月19日 18:06
◆目標は単なる「しるし」・目的は「意味」を含んだもの 日ごろの仕事現場で、よく口にする「目標」と「目的」。両者の違いは何だろうか? まず目標とは、単に目指すべき状態(定性的・定量的に表される)、あるいは目指すべきしるし(具体像や具体物)をいう。そして、そこに意味(~のためにそれをする)が付加されて目的となる。簡単に表せば─── 目的=目標+意味 次の有...
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2014年05月19日 17:41
プロ野球やプロサッカーの世界で、いまやチームが勝つためには戦略や戦術が重要であることは言うまでもありません。戦略や戦術には知的な刺激もあり、またいろいろとトレンドも起こり、それ自体を論じることに面白みもあります。しかし、その戦略や戦術を実行可能にするものは、あくまで選手一人一人の身体能力と勝利への意識です。もっと根っこをみるならば、一個の選手が持つ内筋の力、動体視力、平衡感覚、勝負勘、人生観といっ...