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なぜ内定承諾が得られないのか?

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2017年01月16日

なぜ内定承諾が得られないのか?

売り手市場と呼ばれている最近の新卒採用で内定承諾は得ることが難しくなってきました。選考面接の結果、内定を出した学生から電話で次々と内定辞退されている企業にならないために、内定辞退の原因と対策についてまとめました。

平均的な内定辞退率は30%
採用人数や業種業態や募集職種にもよりますが目安となる平均的な内定辞退率は30%~40%程度です。20%前後であればかなり低いと言えます。逆に内定辞退率が50%以上を超えていると採用選考や採用基準になにかしらの課題を抱えていると考えたほうがいいです。

大手求人情報サイト運営会社が集めたアンケートによると内定辞退率は年々上昇傾向にあることが公表されています。2016年現在、企業の採用数が増え、学生数が減少傾向になる中で、一人あたりの内定数が増えているため相対的に内定辞退も増えています。優秀な学生には複数の企業から内定が集中してしまうため、企業同士で奪い合いをしている状況です。

内定辞退の理由は「他社に行きたい会社があったから」
内定辞退の理由を聞いても、しっかり理由を教えてくれない学生も多いはず。なぜなら就活本(就職マニュアル本)では内定辞退する場合は「内定先の企業名を言わないこと」とアドバイスしている本がほとんどだからです。ネット上でも「内定辞退した企業から呼び出されるのがこわい」という声もあります。しかし大手就職サイト運営会社のアンケートでは圧倒的に「他社に行きたい会社があったから」が断トツに多い結果でした。

失敗しがちなコミュニケーション頻度と方法
多くの企業から聞いている感覚では、内定者とのコミュニケーション頻度については2ヶ月に1回程度と回答している企業が最も多かったです。またコミュニケーション内容として最も多かったのが「居酒屋での懇親会」でした。

気をつけてほしいのが、内定者の中にはお酒が飲めない人もいる可能性もありますし、年上の人と一緒に緊張してしまう人も多いのではないでしょうか。また授業や遠方の内定者の場合は参加が難しく、内定者全員が参加するのは内定式だけという話も。連絡がないと「本当にこの企業でいいのかな?」と学生は一人で考えてしまい、内定辞退の遠因になっている可能性も否定できません。懇親会も大切ですが自己満足に陥らないようにしましょう。

内定辞退されないための正しいコミュニケーションとは

私がインタビューした学生の中で「内定後の対応が親切で、最初は第二候補のひとつでしたが、その会社のほうが自分には合っていると思い、入社しました」という学生がいました。話をさらに聞いてみると、その企業は毎週のようにSNS上で学生とコミュニケーションをとっていることがわかりました。この学生が特別でもなく、マメなコミュニケーションと誠意ある対応が内定承諾に繋がっている話を聞くことが多いです。

逆に内定辞退率が高い企業は、なかなか内定者と接触する機会をもてておらず、コミュニケーション回数も低い傾向にあります。全ての内定辞退の原因がコミュニケーションにあるわけではありませんが、学生から選ばれる企業になるために重要なのは間違いありません。

強引に内定承諾を迫るのはNG
最近では「おわハラ」という言葉も生まれています。他社の内定・選考をその場で辞退する様に求める行為や、他社の選考に行かせない様にアポイントを入れて拘束することを指します。内定辞退を防ぎたいからといって学生に圧力をかける行動や発言は絶対にやってはいけません。自分では意識しておこなっていなくても、学生側にはプレッシャーに感じてしまう発言もあるかもしれませんので、丁寧な対応を心がけましょう。

まとめ
これからの新卒採用で大事なのは選ばれる企業になることです。そのために採用選考での動機付けはもちろんのこと、これからは内定後の対応の重要性が高まっていると言えます。日々の忙しい業務に追われていると思いますが、内定をだした後から入社するまでの期間において、学生とのコミュニケーションは十分にできているか一度振り返ってみてはいかがでしょうか

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