人びとの未婚化傾向が指摘されて久しい。
シングル化は先進国にほぼ共通してみられる。日本では未婚化は即、少子化に結びつく。
さらに未婚化以前の現象として、そもそも恋愛未経験の若者が増えている。
職場の上司や親戚、地域の人による仲人行為(ある意味でのお節介)も減った。
少子化の視点から懸念が広がっている。
皆婚前提の標準世帯を念頭におく制度、施策、慣行などが揺らぎ始めた。
企業の職場ではどのような課題が生まれ、働く人のキャリア構築にはどのような特徴が出てくるか。
シングルとそうでない人の間にどのような異同がありうるか。
シングリズム(独身差別)は問題となるか。現時点から近未来を念頭に論じていく。
提供:ProFuture株式会社
1970年に一橋大学法学部卒業後、ボローニャ大学(イタリア政府給費生)、東京大学大学院博士課程(単位取得退学)、ニュー・サウス・ウェールズ大学客員研究員(豪州)、ボローニャ大学客員教授、トレント大学客員教授、法政大学大学院政策創造研究科教授、厚生労働省・労働政策審議会会長等を経て、2013年から2017年まで中央労働委員会会長。現在、法政大学名誉教授、認定NPO法人キャリア権推進ネットワーク理事長。主な著書に『雇用政策とキャリア権』(弘文堂・単著)、『雇用と法』(放送大学教育振興会・単著)、『労使コミュニケーションと法』(日本労働研究機構・単著)、『労使紛争の処理』(日本労使関係研究協会・単著)、『外資系企業の人事管理』(日本労働研究機構・共著)、 『キャリア・チェンジ!』(生産性出版・編著)など。