Vol.04

「NEXT HR」調査レポート・コラム

「人事不要論」は本当か?次世代型人事の在り方とは?〜人事アンケート調査結果から読み解く[後編]〜

ProFuture代表/HR総研所長 寺澤康介

HRテクノロジーは人事の業務に大きな影響を及ぼすか

前編で触れたように、近年、進化したAIが採用などの人事業務を代替する流れは急速に拡大しつつある。HRテクノロジーへの対応は、いま、多くの企業にとって最も対応が急がれる課題のひとつとして、人事系メディアなどでもさかんに取り上げられている。しかし、実際のところ、人事に携わる方々は、この課題についてどのように捉えているのだろうか。

AI、ビッグデータ等を使ったHRテクノロジーの進化は、人事の業務に大きな影響を及ぼすと思うかを聞いたところ、「そう思う」との回答は、全体の44%で、最多ではあるが過半数には達していない。「そう思わない」は、わずか14%。「どちらともいえない」が、42%となっており、「そう思う」と同程度である。HRテクノロジーが人事の業務に及ぼす影響については、否定する人は少ないものの、「まだよくわからない」と感じ、様子見の段階にとどまる人も多いのが現状なのかもしれない。