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受付終了

未経験者を挫折させない1200名のNTTデータグループ新人を支えるスキルファーストな新人SE研修手法

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  • 組織開発
  • 人事評価・目標管理
  • システム・ツール
  • HRテクノロジー

毎年4月1日を迎えたソフトウェアエンジニアを採用する企業では、新卒社員が入社し、その後すぐに新卒技術研修がスタートします。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令、外出自粛などで始まった2020年度からは、これまで通りの集合型研修の実施は叶わず、多くの企業がこれまでとは違った形で新人エンジニア研修を実施し、オンライン環境の中でも効率的・効果的な研修手法の構築が求められました。

また、社会のDX推進によるIT技術者の内製化の流れを受け、新卒でもプログラミング経験のあるIT技術者の採用需要への高まりの影響を受け、新卒採用時にはプログラミング未経験者をポテンシャル層としてシステムエンジニアとして採用するケースも増えており、新入社員のスキルの二極化が進んでいます。

このような「オンラインでの研修環境の構築」や「スキルの二極化への対応」が求められる中、NTTデータユニバシティでは、毎年1000名を超えるNTTデータグループの新入社員研修の運営をおこなっています。

内定期間の入社前にグループ会社ごとに求められるスキルを把握、事前に受講者へのスキルテストを実施した上で、スキルの差に対応した「スキル別階層研修」を実施してきました。
さらに、オンラインツールを活用し、グループ全体の学習進捗の見える化、フォローアップ対象の見える化をリアルタイムで行うことによって、受講生の習熟度に応じたフォローアップ体制をリアルタイムに実施することで、プログラミング未経験者でも挫折をしない研修カリキュラムの運営を行なっています。

当セミナーでは、NTTデータグループの研修設計・運営を担っているNTTデータユニバーシティ社の市村氏をお招きし、プログラミング未経験者を含む1200人の大規模な新入社員SEに対して過去3年間実施してきたオンライン研修から見えてきた効率的・効果的に研修を実施するためのカリキュラム設計・オペレーションのポイント・ノウハウや、過去の失敗から得た学び、改善策などの「大規模オンライン研修のリアル」を全てお届けします。

「研修会社に任せっきりだった内容を見直し、オンライン環境下で最適な研修カリキュラムを組みたい」
「今年度よりもスムーズに運営できて、より学習効果の高い研修体制にするため情報が欲しい」
「来年度の研修を実施する上での他社事例を知りたい」

と、お考えの企業様にお役立ていただけます。

提供:株式会社ギブリー

解決できる課題

  • IT技術者・専門職の研修における経験・スキルの差への対応したアダプティブな研修運営手法
  • 配属後にも自立自走型で学習を継続するメタスキル、自己学習力を伸ばすアクティブラーニング研修手法
  • オンラインツールを活用することによる、研修講師に依存しないサステナブルな研修運営体制の構築

この講演の「聴きどころ」「注目ポイント」

①オンライン研修環境の構築
NTTデータユニバシティでは、大規模な受講生に対して、教え手の講師に極力依存しない研修体制や効率的な研修を実施するためにオンラインを中心とした研修スキームを構築しています。
どのようなツールを活用しているか、どのようなものをオンライン化しているか、また、オンライン化したことによる得られた効果、リスクなどについてをお話いただきます。

②スキルファーストな階層研修
プログラミング未経験者も多く含まれる中で、通常のクラス分けと集合研修運営を実施していると研修内容が理解できず離脱をしてしまう受講者がでてきてしまい、現場配属時に必要スキルを満た瀬ていない状況が発生してしまいます。NTTデータユニバシティでおこなっているスキル別の階層研修や、研修中でのスキルの可視化を通じて、未経験者を取りこぼさない具体的な研修運営手法と、それによる効果をお話しいただきます。

③自立自走を促進するアクティブラーニングの実践
ITテクノロジーは日進月歩で進化が進んでいるため、組織の変革を担う人材を育成するには、知識を詰め込むだけではなく、現場に配属した後も自立して学び続ける習慣づくりが求められます。
NTTデータユニバシティで実践している、ただ講師から一方的に学ぶだけではなく、自らが学び教え合う研修手法によって、どのように現場配属後にも活躍する人材を育てているかをお話しいただきます。

サービスの「強み」や「特徴」

NTTデータユニバシティのオンライン研修に導入されているTrackは、エンジニアのスキルの可視化、スキルファーストな一人ひとりに合った学習プランの設計、プログラミングの基礎からソフトウェアの開発実践までの独自カリキュラムの提供、学習者の進捗管理やスキルの向上データの可視化を全てオンライン上で一元管理することができるテクノロジー人材育成プラットフォームです。

まず大きな特徴としては、DX人材に必要とされているソフトウェアシステムを構築するプログラミング力、データサイエンスに求められるデータ解析・AI機械学習などのITテクノロジースキルを計測する問題を出題することができ、「スキルの可視化」をおこなうことができる点であります。

通常スキルを見える化するには、知識を問う選択式問題を用いられるケースがございますが、Trackのプラットフォームでは、実際のプログラムを記述する問題、Webアプリケーションを構築する問題、与えられたデータセットを用いて要件を満たす解析をするデータ解析問題など、実践的な問題を出題し、システムによる実装力の自動採点をすることで、受講者の「真のスキル」を見える化することができる機能があります。

また、スキルを見える化するだけではなく、それぞれの分野のスキルを向上させるために必要な学習カリキュラムを提供することができ、受講者は独自に環境構築をすることなく、ウェブブラウザでサービスにアクセスするだけで、さまざまなテクノロジースキルを実践的に身につけていくことが可能になります。
私たちは既に国内40万人を超えるテクノロジースキルデータ、5000を超える独自テクノロジーコンテンツを保有しており、企業様のニーズに合わせた学習カリキュラムを構築する支援をしています。

TrackはLMSとしての機能も充実しており、研修時に必要なアンケートの作成、動画教材の作成、選択式のクイズ問題の作成、PDFやワードなどのファイル共有、受講者や講師がコミュニケーションをすることができるディスカッション機能など、研修運営を一つのシステムで一元管理することができます。
そのため講師は、管理画面から一人ひとりの学習進捗や習熟度進捗を閲覧することができ、研修に遅れをとっている受講者の把握などの全体状況をリアルタイムに把握することで効果的な研修運営が可能になります。

講師

株式会社ギブリー 取締役 兼 Trackプロダクトオーナー
新田 章太氏

筑波大学理工学群社会工学類経営工学専攻卒業。 学生インターンシップ時代に「エンジニア」領域に特化した支援事業を株式会社ギブリーにて立ち上げ、入社。 現在は取締役を務める。オンラインプログラミング学習・試験ツール等を立ち上げ、同社のHR tech部門を管掌。 また、日本最大規模の学生ハックイベント、JPHACKSの組織委員会幹事を務めるなど、若い世代のイノベーターの発掘・支援にも取り組んでいる。

株式会社NTTデータユニバーシティ サービスオペレーション部
市村 一真氏

2010年4月より、SIer企業のシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、派遣会社のエンジニア部門に転職し、クライアント企業のシステム環境再構築を複数担った後に教育・採用グループの立ち上げに関与する。現職である株式会社データユニバーシティには2017に入社し、現在では階層・役職別の研修実施をメイン業務として従事する。

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