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9/19(水)

12:55 - 13:55

ポスト働き方改革“働き方”から“働きがい”へ

この講演の「聴きどころ」を教えてください。
これまでの働き方改革は、過重労働の回避(残業削減)といったコンプライアンス遵守に比較的重きを置いて実行されてきました。現状は、少子化と高年齢化で日本企業の生産性向上は待ったなしの状態と言えます。加えて優秀人材獲得という採用競争も激化している中で、生産性を高め優秀な人材を惹きつける手段として有効なのは、業務見直しといったハード面の施策よりも、社員のやる気を引き出すソフト面の施策へのシフトが求められています。すなわち、アイディアにあふれる社員個々人が活躍できる組織環境を整備する必要があり、“働きかた”よりも“働きがい”をいかに創出できるかが最も重要となっているのです。
しかしながら、年功序列や年次主義という序列重視が根強く残る日本の企業文化がそれを阻害しています。さらにいま多くの日本企業が行き詰っている背景には、多種多様な最新HRテクノロジーやデータが溢れてきている昨今において、それらを上手く活用する術に頭を抱えている経営・人事部門が多いことが挙げられます。
当セミナーでは、イノベーションを創出する優秀な社員を繋ぎ止め、働きがいを喚起させる組織・人事の変革と、実現を支えるHRテクノロジーの活用について考察します。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。
KPMGは多様な分野のプロフェッショナルを数多く抱え、その知恵を結集して新しいアイディアを創造することを得意としてきました。今回のテーマにおいても人事プロフェッショナルだけでなく、AIや脳科学といった異能な集団と議論を重ねています。また、これまでの多くのプロジェクトで実証された豊富なメソドロジーやツールを有しており、これらを活用しつつこれからの働き方に則した組織と人材を育成する様々なサービスを提供しています。
登壇される方についてお聞かせください。
組織・人材マネジメント領域で20年以上の経験を有し、コンサルタントとして企業改革に関与してきました。
働き方改革、タレントマネジメント、人事制度改革支援をはじめ、人材開発、サクセッションプラン、組織風土改革などのプロジェクト支援に多数従事しており、制度やルールの構築のみならず、実行・運用支援として、役員層や管理職層を対象にした合意形成や、評価会議に陪席し議論活性化を行うなどファシリテーションにも多数の実績があります。社員が納得し使いこなせる人事施策を講じることをモットーにしています。
プライベートでは、様々な分野で自己表現に努めています。詳細は講演の時にお話しします。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。
いま日本企業は、働くことの本質的なあり方を変革し、トップタレント層を引き寄せる魅力ある仕事を創出することに加え、社員の働くことの意欲向上に働きかける施策が求められています。その意味でも、これからの人事部門は、ビジネス課題の解決策を明示し、経営者および現場のビジネスパートナーとして、ビジネスの伸長に貢献する役割が期待されます。今回のセッションが、今後の参加者の皆さんのビジネスの成長を牽引できる役割・機能を考える上で参考にしていただければ幸甚です。

講師紹介

  • 油布 顕史

    油布 顕史氏

    KPMGコンサルティング株式会社 ビープル&チェンジ ディレクター

    ・組織/人材マネジメント領域で20年の経験を有し、企業の人事改革を多数従事。 ・働き方改革、タレントマネジメント、人事制度改革支援をはじめ、人材開発、サクセッションプラン、組織風土改革などのプロジェクト支援等に従事。 ・制度構築のみならず、実行支援として、役員層や管理職層の合意形成に向けたコミュニケーション施策および実施にも多数の実績がある。

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