現代の組織社会では、「個」としての自己を保ちつつ、
集団の一員として協調することが求められています。
しかし、そのバランスに悩み、違和感や生きづらさを抱える人も少なくありません。
本講演では、解剖学者として人間の本質に向き合い続けてきた養老孟司氏が、
身体性や自然との関係性を手がかりに、「人間らしさ」とは何かを問い直します。
組織で働く私たちが、理屈や効率だけでなく、“感じる”ことを大切にしながら共に生きるとはどういうことか。
個と集団の間で揺れる現代人への示唆に富んだ時間をお届けします。
提供:ProFuture株式会社
東京大学 名誉教授
養老 孟司 氏
1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学医学部卒。
東京大学名誉教授。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。
2003年の『バカの壁』は450万部を超えるベストセラーとなった。
ほか著書に『唯脳論』『ヒトの壁』など多数。