「取扱説明書」と聞くと、多くの方は製品のマニュアルを思い浮かべるかもしれません。
しかし今、従業員一人ひとりの「取扱説明書」を活用することで、急成長を遂げた企業が存在します。
創業からわずか10年で時価総額5兆円を突破した企業が、組織パフォーマンス向上の鍵として導入したのが、この「人の取扱説明書」でした。
取扱説明書を作成するのは、上司だけではありません。部下自身が自分の取扱説明書を持つことで、上司・部下間の相互理解が進み、コミュニケーションが格段に円滑になります。
一見、精神科産業医とは無関係に思えるテーマかもしれませんが、実はストレスとパフォーマンスは表裏一体。組織の成果を高めるためには、ストレスへの適切な理解と対応が欠かせません。
本セミナーでは、ストレスの専門家である精神科産業医の視点から、ストレスとパフォーマンスの関係を科学的に解説し、実践的な「取扱説明書」の活用方法をご紹介します。
部下との具体的なコミュニケーション改善策を通じて、新卒の早期離職防止、マネジメント力の向上、エンゲージメントの強化、心理的安全性の確保、人的資本経営の推進にもつながるヒントを提供します。
提供:合同会社ウェルラボ

✔︎当日の講演資料
合同会社ウェルラボ 代表社員(精神科/産業医) /オンラインサロン ウェルビーイング大学 創始者
野原 弘義氏
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神科に入局。スタートアップ専門の産業医として活動し、大企業の統括産業医・健康経営顧問に就任。新卒の離職防止にも取り組む。10,000名超のメンタルヘルス面談経験を基に進化行動原理学を提唱し、「職場の苦手な人を味方に変える方法」セミナーを開催(聴講者10,000名超)。
この講演の「聴きどころ」「注目ポイント」
今回の講演では、「ストレス=悪いもの」という一般的なイメージを見直し、適切に管理・活用することで、部下の成長と組織全体の生産性向上につながるという視点をお伝えします。ストレスはただ排除するものではなく、上司の関わり方次第で、パフォーマンスを引き出す“きっかけ”に変えられるものです。
その中でも注目すべきは、「心理的安全性」の重要性です。職場において安心して発言・行動できる環境づくりは、個々の能力発揮と組織力向上の鍵を握っています。そしてその第一歩となるのが、“自分の取扱説明書”を使ったコミュニケーションです。
この「取扱説明書」は、創業10年で時価総額5兆円を超えたグローバル企業でも導入されている注目の手法であり、今回はそれを精神科産業医の視点から、部下マネジメントに特化してカスタマイズした実践モデルとしてご紹介します。
「部下のモチベーションが低い」「伝えたつもりが伝わらない」「メンタル不調で突然の離職が多い」──こうした課題に直面している人事担当者や管理職の方にとって、本セミナーは具体的かつすぐに取り入れられるマネジメントツールを得られる場です。
特に以下のような方におすすめです:
・部下とのコミュニケーションに悩んでいる管理職の方
・社内で研修やセミナーを実施する機会の多い方
・エンゲージメントや定着率を改善したい人事担当者の方
講演では、精神科医としての知見と、複数企業での産業医経験をもとに、**「なぜ部下との関係において“取扱説明書”が有効なのか」**を具体的なケースとともに解説。
本セミナーを通じて、従来のストレスに対する考え方が変わり、“個の理解”から始まるマネジメントの新しい形に触れていただけます。離職防止、職場の働きやすさ向上、生産性改善といった人事課題に、具体的かつ再現性のある打ち手を提供いたします。