介護は、社員にとって非常にプライベートな問題であり、職場では”見えにくい”リスクになりがちです。「企業としてどこまで、何を支援すべきか」と悩まれる人事ご担当者も少なくありません。一方、社員も「介護で仕事に支障が出るのではないか」と懸念し、声をあげにくい現状もあります。
実際、チェンジウェーブグループの調査では、介護支援制度の認知率は約80%に達しているにも関わらず、利用率は5%未満にとどまっています。「制度は知っているが、上手に利用できていない」「どのタイミングで相談すればいいのか判断がつかない」など、心理的、また運用でのハードルがあります。
本講演では、今年4月の育児介護休業法改正を受けた制度整備の「次の一手」、社員と企業にとって真に必要な取り組みに焦点をあてます。
“潜在化する介護との両立”に企業としてどう向き合い、実効性・継続性のある施策を設計、実践していくか。社内への浸透・コミュニケーションの工夫や先進企業の取り組み事例も交え、実践的なヒントをご紹介します。
提供:株式会社チェンジウェーブグループ リクシス

株式会社チェンジウェーブグループ マーケティング&インパクト局 部長
原口侑輔氏
健康食品・医薬品通販業界にて、顧客インサイトを活かしたマーケティング支援実績を積んだ後、ビジネスケアラー領域の課題解決に特化した株式会社リクシスに入社。「仕事と介護の両立支援」や新規事業創出に従事した。 その後、株式会社チェンジウェーブとの経営統合を経て現職。調査データをもとに、両立支援に悩むビジネスケアラーの課題解決と被介護者のQOL向上の実現を目指し、企業向けの施策支援を行っている。
また、企業施策だけでは対応が難しい個人の課題にも向き合うべく、一般社団法人介護関連サービス事業協会の運営委員としても活動。介護保険外サービスの認証制度整備や信頼性の担保、振興にも取り組んでいる。
この講演の「聴きどころ」「注目ポイント」
介護との両立支援が必要なのは分かっている—
ただ、何から着手すべきなのか。どこまで会社として支援するのが良いのか。
そんな企業人事ご担当者のお悩みに対し、調査データ・実践事例を交えて設計・運用のヒントをお届けします。
社員に”届く”両立支援とは何か? 実効性の高い支援策の進め方を解説します。