「就活格差　新時代」　平等幻想論新卒一括採用の歴史、選抜システムから捉え直す

概要

いよいよ2016年度から、新卒採用のスケジュールが変わり、時期の繰り下げが行われます。これが、意味するこ とは、何なのでしょうか。何が変わり、何が変わらないのでしょうか。
今回のスケジュール変更は、歴史的変遷、選抜システムの変遷という観点から捉えなおすと、まったく見え方が変わってきます。一言で言うと、就活格差、採用格差がさらに広がることが予想されます。膨大な先行研究やデータの整理をもとに、新卒一括採用新時代において、変わるもの、変わらぬものを再検討します。最初にお断りしておきますが、残念ながら大胆な解決策を提案するセミナーではありません。
ただ、事実を丁寧に見ることにより新卒採用に関する見方が変わることでしょう。ご期待ください。

講師紹介

• 評論家　／　HR総研　客員研究員
  常見　陽平氏

  一橋大学商学部卒、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。 リクルート、玩具メーカー、人材コンサルティング会社を経てフリーに。 雇用・労働、キャリアをテーマに執筆・講演活動に没頭中。 主な著書に『「できる人」という幻想』（NHK出版）『「就社志向」の研究』(KADOKAWA）『普通に働け』（イースト・プレス）『僕たちはガンダムのジムである』（ヴィレッジブックス）など。 杏林大学、千葉商科大学、武蔵野美術大学非常勤講師。

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