ターゲットとなる大学を明確化する動きがある

4つ目は、地域密着型採用です。この変化は、もう起こり始めています。現状では、就活サイトが発達し、広くあまねく、どの大学からの応募でも受け付けますというスタンスです。昔は情報誌を学生宅に送付したので、物理的な制約があり、送る対象の学生を絞っていたのです。選考作業の煩雑さを考えても、短期決戦になると「広くあまねく」は難しく、「この大学から採りたい」と明確に打ち出すようになるでしょう。明確に表れているのは、地方の企業です。地元の大学を優先するという動きをしています。そして残りの人数を広域から採用する。

採用活動は一大変革されるかも?

新卒採用の大変革期を迎えて
地元志向を強めている学生のニーズとも結び付いています。いまや学生の2人に1人が地元志望です。もともと大学生は広域からの採用であり、高校生が地元からの採用でした。しかし、大学進学率も上がっており、大学生にも地元志向が増えています。地元志向の大学生が増えるのも無理のないことです。こうした動きに呼応した最も効率的な採用は、企業が大学に出向いて行う「オン・キャンパス・リクルーティング」です。先のインドの例もそうですが、こうした動きはさらに加速しそうです。
実際には2016年卒から制度変更されるのですが、1年早く2015年卒の学生採用から、試行する企業もあるでしょう。この影響は大きく、日本企業の採用活動の一大変革となるかもしれません。

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