大学区分により異なる個別セミナー・説明会の参加時期

次に、個別企業セミナー・説明会への参加時期について、傾向を見てみましょう(複数回答)。文系・理系別に見ると、「2024年11月」までは文系より理系のほうが高い参加率となっています[図表10]

理系では「2024年6月」から49%と半数近くの学生が参加し、「2024年10月」と「2024年11月」がピークでそれぞれ51%、52%と半数以上が参加しています。その後、「2025年1月」に参加率は3割台に低下し、「2025年3月」では2割台にまで低下し続けています。一方文系では、「2024年12月」以降は理系よりも参加率が高くなり、「2024年12月」に54%とピークとなった後、「2025年2月」まで同程度の参加率をキープし、「2025年3月」でも47%と半数近くに上っており、同月の理系の割合のほぼ倍となっています。この結果から、理系は2024年内まで個別企業セミナー・説明会に参加する学生が多い一方、文系は2025年3月まで参加する学生が多い傾向にあることがうかがえます。
[図表10]文理別 個別企業セミナー・説明会への参加時期(複数回答)
個別企業セミナー・説明会への参加時期を大学区分別に見ると(複数回答)、「旧帝大クラス」では「2024年6月」の参加率が最高で58%と6割近くに上り、「2024年8月」まで5割近くをキープして、全大学区分の中で最も高い参加率となっています[図表11]

一方、「その他私立大」では「2024年6月・7月」の参加率は、それぞれ22%、26%と2割台にとどまり、全大学区分の中で最も低い参加率となっています。「2024年8月」から参加率が徐々に高まり、「2024年10月」で4割、「2024年12月」が53%でピークとなり、「2025年3月」でも50%と高い割合となっています。同月の「旧帝大クラス」は21%にとどまり、30ポイント近い差が開いています。

特定の月に注目して比較してみると、「2024年6月」では、「旧帝大クラス」58%、「早慶大クラス」53%、「上位私立大」「上位国公立大」がいずれも48%と上位クラスは半数程度から半数以上が早期に参加しています。他方、「その他国公立大」37%、「中堅私立大」33%、「その他私立大」22%と、上位クラス以外の大学区分では2~3割台にとどまっています。この差は徐々に解消されていくものの、「2025年3月」では、「旧帝大クラス」21%に対して、「上位私立大」41%、「中堅私立大」47%、「その他私立大」50%と、上位クラスほど参加率が低くなっています。

このように、上位クラスの大学区分では、特に「2024年8月」までの早い時期に参加する学生が多く、一方、それ以外の大学区分の学生は「2024年11月」以降の比較的遅い時期に参加する割合が高くなるという、大学区分による学生の参加時期に違いがあることが分かります。
[図表11]大学区分別 個別企業セミナー・説明会への参加時期(複数回答)

早慶大クラスの面接ピークは「2024年12月」

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