対談を終えて

言葉や文化背景が異なるグローバル社会におけるコミュニケーション手段として、「表情を読む力」というのは非常に大事になっていくであろう。またそれだけでなく、リモートワークが増えた今現在、オンラインで会話をする中で、相手が何を考えているか、どう感じているかを知るために、表情から情報を得ることはとても重要であると感じた。そんなリモートワーク下の私の悩みがある。相手の話を真剣に聞いているつもりが、ついついしかめっ面になってしまうようで、初見の人には「怒っているのでは?」と思われることがあるようだ (笑)。清水さんにどのようにすればよいか聞くと、「少し眉を上げること」というアドバイスをいただいた。リモート会議などでは眉を上げるところから始まって眉を上げるところで終わればいいということだ。表情における礼に始まり礼に終わるのは眉がポイントだということだった。

取材協力:清水健二さん
1982年東京生まれ。株式会社空気を読むを科学する研究所代表取締役。防衛省講師。特定非営利活動法人日本交渉協会特別顧問。日本顔学会会員。
早稲田大学政治経済学部卒業後、東京大学大学院でメディア論やコミュニケーション論を学ぶ。学際情報学修士。日本国内にいる数少ない認定FACS(Facial Action Coding System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人。微表情読解に関する各種資格も保持している。現在、公官庁や企業で研修やコンサルタント活動を精力的に行っている。また、ニュースやバラエティー番組で政治家や芸能人の心理分析をしたり、刑事ドラマの監修をしたりと、メディア出演の実績も多数。著書に『ビジネスに効く 表情のつくり方』イースト・プレス、『「顔」と「しぐさ」で相手を見抜く』フォレスト出版、『0.2秒のホンネ 微表情を見抜く技術』飛鳥新社がある。