質問への対応が評価されるカゴメ

3位はカゴメ(35ポイント)。2位には少しポイントで引き離されていますが、社員の印象や質問への真摯な対応が好印象を与えているようです。オンラインの特性を生かして、ライブ配信した内容をアーカイブして後から何度でも視聴できるようにすることで、聞き逃しをなくすことに成功しています。

・雰囲気が明るい。オンラインならではの、画角の意識などもちゃんとしていて「見られている」ということをちゃんと意識していたんだと思う(旧帝大クラス・理系)
・聞き逃した部分もアーカイブで情報が得られた(旧帝大クラス・理系)
・弱みなども話してくれた(旧帝大クラス・理系)
・社員さんから伝わってきた雰囲気(上位私立大・文系)
・説明が分かりやすく、社員の印象も良かった。参加者の声を適切に拾ってくれた(中堅私立大・文系)
・研究職の社員さんに自由に質問ができ、深い内容まで聞くことができた(その他私立大・理系)
・質問時間を多く設けてくださった(中堅私立大・文系)
・質問に丁寧に答えていた(その他国公立大・文系)

4位は日本航空(JAL/28ポイント)。採用活動を中断していた客室乗務員と地上職(業務企画職)について、同社が正式に「採用中止」を発表したのは7月下旬で、本調査の1カ月以上後のことです。調査前に発表されていたら、また違った結果になっていたかもしれませんね。

・具体的なイメージがわく説明会であり、非常に惹かれた(上位国公立大・文系)
・説明が詳しかった。業務内容に関する理解や自分と合うかどうかなど考える材料をしっかりとくれた(その他国公立大・理系)
・一人ひとりに丁寧に受け答えしてくれた(上位私立大・文系)
・オンラインでも人事の方たちの雰囲気が分かりやすかった(上位私立大・理系)
・学生へメッセージや制服の紹介など細かく丁寧に説明してくれた(中堅私立大・文系)
・質疑応答の時間が長かった(その他私立大・文系)
・質問を受け付けその場で答えるなど、就活生にできるだけ企業のことを知ってもらおうとする姿勢が感じられた(上位私立大・文系)

5位にはNTTデータとバンダイがともに26ポイントで並びました。

NTTデータは、オンラインにもかかわらず、うまく社員の魅力を学生に伝えることに成功しているようです。質問時間の長さと質問へのリアルタイムの回答も評価されています。

・人事の進行が上手(上位国公立大・文系)
・SIerという事業への内容を全般的に深めることができた点で有意義だった(早慶大クラス・文系)
・アットホームな雰囲気で、オンライン配信にも関わらず社風が伝わってきた(上位国公立大・理系)
・社員座談会が充実していた(上位私立大・文系)
・質疑応答の時間や社員との交流会の時間をたくさんとってくださって、会社のことについて深く知る機会となった(上位私立大・文系)
・視聴している学生の質問にリアルタイムでたくさん答えてくださった(旧帝大クラス・文系)
・質問に回答してもらえる説明会が何度もあって参加しやすかった(上位国公立大・理系)
・濃い内容だけでなく、人柄の良さが十分に出ていた(上位私立大・文系)
・何よりもコンテンツが大量にあり、企業研究の材料には事欠かなかった(早慶大クラス・文系)

バンダイは、印象が良かった理由として「社員の雰囲気」「会社の雰囲気」を挙げる学生が半数を超えています。「楽しそう」という言葉が多いのも特徴です。商品イメージの影響も少なからずあると思われます。

・社員さんたちの雰囲気が明るくて楽しそうだった(早慶大クラス・文系)
・楽しい雰囲気が伝わってきた(旧帝大クラス・理系)
・人柄の良さがにじみ出ていた(旧帝大クラス・理系)
・終始丁寧で、質問にも詳しく回答してくれた(早慶大クラス・文系)
・たくさんの写真が出てきたときに、フリップを出して質問大会がすごく、社員の方の仲が良さそうで、とても雰囲気が良かった(早慶大クラス・文系)
・会社の内部の様子まで教えてくれた(早慶大クラス・文系)
・会社の雰囲気が一番伝わってきた(旧帝大クラス・理系)

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