エリア限定のNTT西日本が5位に

3位の三井住友海上火災保険(22ポイント)を評価する学生のコメントで目立つのは「理解が深まった」という表現です。学生へのフォローや内容についての評価も高くなっています。

・内定者や社員と話す機会が多く、事業や社風についての理解が深まった(早慶大クラス・文系)
・業界理解、職種理解が深まる内容だった。社員と少人数で話せる機会があった(早慶大クラス・文系)
・プログラムが終わった後も、自宅に社員の方からのメッセージカード、フィードバックが届くなど、かなり丁寧なインターンシップだった(上位私立大・文系)
・今年度の内定者の方がインターン参加者を見てくださり、客観的な視線で自身がどういう立ち回りをしていて、どこが強み弱みなのかを知ることができた(上位国公立大・理系)

4位のJTBグループ(21ポイント)へのコメントで目立つのは、サービス業らしく、「笑顔」「楽しそう」「魅力的」です。「座談会」や「懇親会」を挙げるコメントも多く見られました。

・笑顔が素敵だった(中堅私立大・文系)
・社員の方が楽しそうに話していた(上位私立大・文系)
・座談会を多く設けてくれた(その他国公立大・文系)
・インプットとアウトプットのバランスが取れていて、企業についての理解が深まっただけでなく、就活生としてのスキル向上も実感できるプログラムだった(旧帝大クラス・文系)

5位の西日本電信電話(NTT西日本、20ポイント)は、文系10ポイント、理系10ポイントと文理からバランスよく支持されています。また、関西地区に本社を構え、ナショナルブランドの企業と違って事業展開は西日本に限定されており、志望者も大半が西日本出身者で占められている中、5位というポジションを獲得したのは異例ともいえます。そんな同社のインターンシップの評価ポイントは「社員」にあるようです。

・本社がきれいで、人も素敵だった(中堅私立大・文系)
・社員がフランク、個別質問にも丁寧に答えてくれた(上位国公立大・文系)
・ビジネス体験の担当者からのフィードバックがとても良かった(その他国公立大・文系)

「経験」「現場」がキーワードのJALとJR東海

1dayタイプの座学を主体とするインターシップが増える中、6位の日本航空(JAL、19ポイント)は実践を重視しており、その経験を新鮮に感じる学生が多いようです。

・座学と実践の両方があった(早慶大クラス・文系)
・実際に働いている現場社員との交流(早慶大クラス・文系)
・パイロット職で、シミュレータ体験ができた(旧帝大クラス・文系)

7位の東海旅客鉄道(JR東海、18ポイント)を評価する学生は、「社員」や「現場経験」を理由に挙げる学生が多くなっています。

・人事部の方の雰囲気が良かった(旧帝大クラス・理系)
・熱意のある人柄の方々が多かった(その他国公立大・理系)
・保線で実際に使用している損傷診断を実践して見せてもらった(中堅私立大・理系)
・リアルな現場を見られた(その他私立大・理系)

8位の東京海上日動火災保険(16ポイント)のコメントでは、「分かりやすい」「丁寧」「社員との触れ合い」という声が多くなっています。

・企業説明が分かりやすく、グループワークや社員懇談でも多くのことを知ることができた(その他国公立大・文系)
・とても丁寧(その他私立大・理系)
・人事の方ではなく社員の方と直接触れ合い、営業に同行させていただくことまであった(その他私立大・文系)
・インターン後も社員さんとお話しする機会が沢山あるため、企業の風土をよく知ることができる(早慶大クラス・文系)

よりプログラムが問われるオンラインインターンシップ

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