活発な議論と和やかな同窓会。元社長・福島氏のコメントも

2組の事例紹介が終わり、質疑応答の時間になると、会場からは質問が相次ぎ、予定時間を大幅に超えるほど議論が白熱。現職社員とアルムナイがフラットな立場で、協業のあるべき姿やベネッセの今後について真剣に話し合った。そして交流会の後半は、お酒を片手に同窓会の雰囲気に。久しぶりの再会を果たし、昔話に花を咲かせるなど、笑顔と笑い声が絶えない交流会となった。

実際に成果を上げているコラボレーションの事例を聞いたり、さまざまなフィールドで活躍している現ベネッセ、元ベネッセの有志たちと接したりすることで、参加者はみな新たな刺激やアイデアを持ち帰ったことだろう。

なお、HRプロでは幸いなことに、前述の福島氏にお話を伺うことができた。最後にその内容をご紹介する。

元ベネッセホールディングス代表取締役社長・福島保氏のコメント
「あるOBの方からアルムナイの存在について教えていただき、今回初めて交流会に参加してみました。今やコラボレーションやネットワーク、オープンイノベーションが新しい事業を生み出す時代。また、フリーな立場で活躍する優秀な人材もたくさんいます。つまりそういう人たちとしっかり連携していかないと、新しい事業をスピーディーに立ち上げることなどできないのです。そういった意味でも、今回のような取り組みはどんどんやってほしいですね。いちOBとして応援しています」