「早慶クラス」と「その他私立大」の内定率の差は20ポイント以上

6月12日~25日の調査時点での内定社数を聞いたところ、文系は全体の83%が内定を取得していました[図表4]。大学グループ別に見てみると、「早慶クラス」は理系並みの93%がすでに内定を取得済みで、2社以上から内定を取得している学生が67%と3分の2にも及ぶことが分かりました。「その他国公立大」もほぼこれに近い傾向です。
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「旧帝大クラス」は、内定を1社獲得してしまうと就活を終了する学生の割合が「早慶クラス」など他のグループよりも高いのか、内定率は85%あるものの、2社以上の内定率は51%にとどまります。「その他私立大」では、内定率は72%と「早慶クラス」とは20ポイント以上の差があります。2社以上の内定率は44%で、「早慶クラス」との差は23ポイントとさらに拡大しています。

理系全体の内定率は9割以上

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