人的リソースを理由に、「個別」採用に踏み切れない企業

回答があった「個別」採用の具体的な内容についても見ていきましょう。

・1dayワークショップ参加者の中から「個別」にアプローチ(1001名以上、メーカー)
・マス向けでは、ターゲット人財にヒットする確率が低いため非効率な採用活動になってしまう。自社がターゲットとする人財に直接アプローチできるダイレクトリクルーティングのほうが効率的(1001名以上、メーカー)
・個別対応は難しいが、社員や関係者の紹介は利用している(301~1000名、メーカー)
・マスを活用しなかったのは、過去の採用実績から当社で活用するには費用対効果が悪いと判断。過去2年ほどナビサイトからの採用実績がゼロだった(301~1000名、メーカー)
・逆求人やダイレクトリクルーティングにより個人のポテンシャルを見極める(301~1000名、金融)
・社員の出身校や知人の紹介(300名以下、サービス)
・個別のほうが、採用確率が高い(300名以下、サービス)
・一人当たりのエントリー数が減少している現状の中では、マスだけではなく逆求人なども活用していかないと、地方中小は大手に負けてしまう(300名以下、メーカー)
・大量採用しないので個別採用のみ(300名以下、情報・通信)
・学生の動きが画一的でなくなっているため、時間と手数はかかるが極力個別対応できるようにしている(300名以下、商社・流通)
・ターゲット人材に効率的に接触するため(300名以下、マスコミ・コンサル)

一方、「個別」採用には踏み切れない、あるいは踏み切らない企業のコメントも紹介しておきます。

・入社後の育成を鑑みると、マスで対応しないと、ミスマッチを起こしかねない(1001名以上、情報・通信)
・個別だけに絞るにはマンパワーがない(1001名以上、情報・通信)
・入社後のことを考えると、自分できちんと就労感を醸成して、決めることがお互いにとって重要と考えている。逆求人は採用手法としては考え得るが、こちらからアプローチして口説いていくことに、本質的な意義があるとは思えない(1001名以上、商社・流通)
・対応できる人員により、個別採用は困難と考えた(301~1000名、サービス)
・スカウトをするほど余力がなかった(301~1000名、メーカー)
・マス採用を長年実施してきたため、それを踏襲している(301~1000名、メーカー)
・予算および人員に限りがあるため、個別の対応が難しい(301~1000名、商社・流通)
・「個別」採用のアプローチ方法は負荷がかかると思い、「マス」のみとした(301~1000名、金融)
・人的余裕がないため「マス」採用のみ(300名以下、情報・通信)
・「マス」は、半分以上は会社の広報的側面が強いし、一人でも多く母数を集めるという従来の手法はやはり知名度がない当社にとっては現状においても有益だと考えている(300名以下、商社・流通)
・専攻に関係なく多様な社員が欲しいのでリファラルは合わない。逆求人サイトは試したことがあるものの、欲しいと思える学生がいなかった(300名以下、マスコミ・コンサル)

セミナーの主な改善点は「早期化」「少人数化」「多拠点...

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