10万人のデータから見えた人材定着の仕組み 〜これからのOJTの新しいカタチとは〜

HRサミット2018/HRテクノロジーサミット2018講演録

人手不足を解消するために人材を採用したのに、新人教育に十分な対応ができないと、新人がすぐに辞めてしまう。人材が育たないという課題を多くの企業で抱えています。特に多店舗展開を進めるチェーン店ではその傾向が顕著ですが、動画を活用したソリューションを提供し、課題解決に取り組んでいるのがClipLine株式会社 代表取締役の高橋勇人氏です。動画を使った新しいOJTの取り組みについてご紹介いただきました。

講師

  • 高橋 勇人

    高橋 勇人氏

    ClipLine株式会社 代表取締役

    京都大学理学部、同大学院理学研究科卒業後、アクセンチュア株式会社、株式会社ジェネックスパートナーズにおいてコンサルタントとして多数の多店舗展開企業の経営改革を主導。 回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を始め、売上数百億〜1千億円規模の企業の業績向上と組織変革を完遂。 2013年に独立しClipLine株式会社を創業。同社の代表取締役として経営をリードしながら、コンサルティングノウハウを活かしてClipLineを開発。 AIなど先端技術の応用可能性を検証する一方で、サービス業の価値の源泉である人材の育成こそが真の生産性向上につながるという思想を持つ。

現場で使える動画を活用し、経営課題を解決

当社は創業5年目の田町にある社員数40名の会社です。国内の多くのベンチャーキャピタルからご支援いただいており、今年3月には投資ファンドの産業革新機構からも出資いただきました。資本金は準備金を合わせて約9億5,000万円です。
 私は現在43歳。アクセンチュアに4年弱在籍し、その後、別の経営コンサル会社で10年と、長く経営コンサルティング業に関わってきました。
 今日の「10万人のデータから見えた人材定着の仕組み」の講演では、当社が今提供しているClipLineの仕掛けを紹介しながら話を進めていきます。このClipLineは、私が経営コンサルタントとして長年、多店舗展開ビジネスを支援する中で着想を得て、今、多くのサービス業の企業にご利用いただいている動画を活用したソリューションです。
 人材育成や定着を考えた場合、人の気持ちを動かすのは動画の方が効果的です。当社は、私が10数年関わっている経営コンサルティングの機能に加えて、映像部門も持っていることが強みです。
 映像を使った指導方法としては、eラーニングの仕組みが20年以上前からありますが、それを使って業績が向上したり、人材が定着したという話はあまり聞きません。しかし私の経営コンサルティングのスタイルは結果を出すこと。つまり企業の業績を上げたり、人材が定着することに焦点を当てています。そこで映像を使って結果を出すための仕掛けをClipLineで提供しています。
 単にツールを提供するのではなく、経営者や部門長とじっくり話をして、それぞれの方が解決したいことを実現するために必要な映像を制作し、現場が使える形にセットアップして提供している点に特徴があります。

映像を共有し、優れたノウハウを横展開する

吉野家様では、ClipLineをリリースした直後から活用をはじめ、その1年後から全店で導入していただいています。
 人材定着のセオリーは、現場にアイデアを出させて、主体的に動いてもらうことです。とかく社員教育は、本部が現場に徹底したいことをマニュアルや映像、eラーニングの形で現場に下ろして使わせて、利用状況をチェックするという発想のものが多かったと思います。入口としてはそれも必要だと思いますが、ClipLineは本部から現場の一方向だけではなく、現場から本部、現場から現場、現場から中間管理層など多方向にやり取りできる点にシステム的には大きな特徴があります。
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著者プロフィール

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2018/9/19-9/21開催

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