やはり面接官の影響は大きい

次いで多いのは「面接官の態度」です。約240名の学生からコメントが寄せられました。

・面接官が怖い(旧帝大クラス)
・圧迫面接を、単なる嫌みや人格否定と勘違いしているレベルの低い面接官に当たったとき(旧帝大クラス)
・面接が一方的で、面接官が学生に関心がなさそうだったこと(旧帝大クラス)
・面接官から、自分に興味を持っていないことが伝わってくる(旧帝大クラス)
・面接官の偉そうな態度(旧帝大クラス)
・高圧的な態度をとる面接官がいる(早慶クラス)
・コミュニケーションが取れない面接官(早慶クラス)
・面接官が威圧的で一緒に働きたくないと感じた(早慶クラス)
・面接官の横柄な態度、(学歴フィルターやリクルーター制度等の)不透明な選考方法(早慶クラス)
・面接官の人間性が自分には合わないと感じたとき(早慶クラス)
・人として合わないと感じてしまうようなタイプの人間が面接官にいた場合(上位国公立大)
・面接官の対応、面接の内容がひどかった時(上位国公立大)
・面接官の態度が悪かったとき、選考結果の連絡が遅いとき(上位国公立大)
・面接官のしゃべり方、受け答え、自身との相性で問題があれば、志望度が下がります(上位私立大)
・私の話を理解せずに話を進める面接官(上位私立大)
・面接官があからさまに興味なさそうなどうでもいい質問をしてくる(上位私立大)
・面接官の女性の方が足を開いて椅子に座っていたとき(その他国公立大)
・何も知らないくせに「あなたはこういう人ですね」と決めつけてくる面接官(中堅私立大)
・学生であっても一人の人として扱えない面接官は、企業の人間に対しても、顧客に対してもそういう扱いをしていると思う(中堅私立大)
・面接官が眠たそうにしていること(中堅私立大)
・面接官の態度、言葉遣いなど。聞く姿勢があまりにもひどくて逃げ出す人がいた(中堅私立大)
・面接全体を通じて面接官の愛想が悪いとこの人と仕事をしたくないなと思う(その他私立大)
・私が話している最中に相づちもなく、終始みな無表情な面接官(その他私立大)
・面接官の方が下を向いていると自分に興味がないのかと思い気落ちする(その他私立大)

面接官には人事担当者だけでなく、各現場の管理職や若手社員にも協力を仰ぐ企業も多いでしょう。最終面接を担当する役員も含めて、面接官を務める人には面接官トレーニングを実施するなどして、学生の志望度を下げるのではなく、志望度を高める面接ができるようにしましょう。また、面接は企業側が学生を選別しているだけではなく、学生もまた企業を選別している場であることを共通認識として持っておく必要があります。

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