1Dayに肯定的な学生たち

今年のインターンシップは、先に見たように1Dayタイプが圧倒的な件数となっていますが、もともと学生は1Dayインターンシップに対しては好意的な感想を持っていましたので、多くの学生がそちらに向いてしまうのも致し方ないのかもしれません。
学生の1Dayインターンシップに参加しての感想を紹介します。

・その企業の方向性と合うかどうかを知ることができた(早慶クラス)
・仕事内容を理解できた。社員に好きなだけ質問ができた(その他国公立大)
・特別選考枠があるところもある(上位私立大)
・充実した説明や社員の方々と交流する機会が多くあり、企業の雰囲気にしっかりと触れることができた(上位国公立大)
・イメージと違うところを知ることができた(その他国公立)
・短い時間だからこそ全員が詰めた思考ができ、なおかつ一期一会意識が強くなるため必然的にコミュニケーションも活発になる(早慶クラス)
・短い時間で業界研究、企業研究ができ、仕事内容等についても体験できた(上位私立大)
・自分に足りない能力を知ることができ、その業界、企業について詳しく知ることができた(中堅私立大)
・事業内容、社風に触れることができ、社員の方の生の声も聞けた(その他国公立大)
・社員の方々からたくさんお話を聞き、仕事のイメージが湧いたから。また、営業職に魅力を感じることもできた(上位私立大)
・求められる人材についてのインターンシップで、自己PRについて強化でき、人事がみるポイントについて理解が深まった(上位私立大)
・半日・1日であっても、実際に行っている業務内容を凝縮したものだった(上位国公立大)
・その企業の雰囲気など良い意味でも悪い意味でもが分かり、企業選択に大いに役立った(その他私立大学)
・会社の説明をきちんと聞けて、かつ短いワークでありながらもフィードバックをいただけた(その他私立大学)
・内容が凝縮されていて長くなくスピーディに体感できた(その他私立大学)

学生が1Dayインターンシップに数多く参加するようになると、当然参加した企業同士を比較して考えることになります。1Dayインターンシップの解禁は、インターンシップ自体を開催しやすくはなりましたが、限られた時間の中で、いかに他社とは異なるプログラムや仕掛けを用意して差別化を図るかが求められます。1Dayの当日だけでなく、応募から開催後のフォローまでを含めたフローをインターンシップのプログラムとしてとらえて工夫を凝らすことが求められてきます。

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