今、経営者と営業幹部に求められる「科学的根拠に基づいた営業組織づくり」

営業に従事する人は全国880万人にのぼるといわれています。

「営業」はそれだけ多くの人にとって身近な活動であると同時に、
企業の売上・利益を生み出す重要な役割を担っています。

それにも関わらず、
日本おいて「営業」という活動に関しては十分な研究がなされているとは言えず、
未だ曖昧な部分が多いのが現状です。

その理由は、このようなものがあります。

・営業という概念が日本独自のものであるため、
　アメリカおよびそれに追随する日本における学術界では研究対象とならなかった
・営業は職人芸的な色彩が強く、科学的な研究対象となりにくい
・高度経済成長期の日本の営業は同質的だったため、研究関心を引かなかった
（『一橋ビジネスレビュー』2018年冬号より）

実は上記は20年以上前の指摘です。
現在でも当てはまる部分が多いのは、
20年以上状況が変化していないということではないでしょうか。

●研究者が解説！日本の営業研究の”今”とデータから見る理想の営業像
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そのような中、日本で数少ない研究者の一人が、
東京大学大学院 准教授の稲水伸行氏です。

2016年に世界最大の経営学の学会（AOM）で日本の営業組織における研究内容を発表し、
2017年には世界中の研究者・実務者が読むことができる
『Annals of Business Administrative Science』 誌に論文が掲載されるなど、
世界に向けて情報を発信しています。

そして2018年12月に、
ソフトブレーン・サービスとの共同執筆により
『一橋ビジネスレビュー』誌で、新たな研究結果を発表しました。

本セミナーでは、
日本の営業組織における研究を行う東京大学大学院 准教授の稲水伸行氏にご登壇いただき、
営業組織づくりを担う皆様に向けて、最新の研究内容を解説していただきます。

・18の研究から見る日本の営業研究の現状
・ものづくり現場に共通する、現場力を高める3つの因子
・141社815名のデータから解明された業種、
　業界を超えた営業成績上位者と営業成績下位者との「差」(理想の営業像とは！？)
…等々、最新の営業組織の動向や自社の営業力を高めるヒントになるお話をご講演いただきます。

また、東京大学・筑波大学大学院とソフトブレーン・サービスとの共同研究で開発された、
自社の営業力や組織力を”見える化”するアセスメントについて、事例とともにご紹介させていただきます。

データに基づく部下育成、営業力開発にご興味のある経営者様、営業幹部の方。
ご参加お待ちしております。

また、経営者様や営業幹部のみならず、人事部門や営業推進部門の方など
組織づくり・人材開発に携わる皆さまにもご参加いただけます。奮ってご参加ください。

• 

  稲水 伸行氏

  東京大学大学院　経済学研究科　准教授

  2005年3月 東京大学大学院経済学研究科修士課程修了
  2008年7月 東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
  2008年8月 東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員
  2008年10月 博士（経済学）（東京大学）
  2009年4月 東京大学ものづくり経営研究センター特任助教
  2010年4月 筑波大学大学院ビジネス科学研究科准教授
  2016年10月　東京大学大学院経済学研究科准教授　（現在に至る）

• 

  鏑木 幸臣氏

  ソフトブレーン・サービス株式会社　セールスサイエンティスト

  2016年4月にソフトブレーン・サービス（株）に入社。
  セールスサイエンティストとしてコンサルティング部 兼 R&D部にて業務。
  250社の営業組織のアセスメントデータを分析し、データに基づいた
  営業課題解決の提案を鋭意展開中。
  入社以来、東京大学・筑波大学との営業組織に関する共同研究プロジェクトに従事。