【オンラインセミナー】企業がとるべき「急がば回れ」！科学で読み解く長期的視野とは

■本セミナーをおすすめする方
・目先のことで忙殺されている部下に、もっと長期的視野を持って仕事をしてほしい方
・経営上の課題に対して根本的な解決ができていない方
・リモートワークで企業の成長、社員のモチベーションに停滞を感じている経営者の方


■組織で起こる「渋滞」とは
「渋滞」と聞くと高速道路で多くの車がひしめきあい、中々前に進まない状態が思い浮ぶのではないでしょうか。中々前に進まない苛立ちや、時間に間に合わないかもしれないという焦り。そこではガソリンが通常よりも消費され、二酸化炭素も必要以上に排泄されているという多くの「無駄」が生じています。こうした渋滞という現象は、実は組織においても観察されており、そこでも多くの「無駄」が発生しています。


では組織での「渋滞」とはどのようなものなのでしょうか。


それは端的に言うと「メンバーそれぞれの流れが大切にされていない」状態です。渋滞学の対象は車や人など「自分の意志で動くもの」です。それが滞っているというのは、メンバーが自発的に動けていないという状態です。もちろんこうした「渋滞」でも「無駄」は生じており、組織にとっても大きなマイナスとなります。効率性が大きく下がるだけでなく、社員のモチベーションの低下を引き起こします。しかし交通にしろ、組織にしろ、誰も渋滞など望んではいないのに頻繁に起こってしまうのはなぜなのでしょうか。


■マイナスがプラスに転じる「逆説の法則」
その原因の一つが「短期的な思考」です。世の中には一見するとマイナスに見えるけれど、長期的な視野で見ればプラスになるという「逆説的な現象」が数多くあります。それは「損をして得をとる」「急がば回れ」ということわざが示す通りです。それでもこのような行動は中々起こせないもの。それというのも先行きが不透明なこの時代、リスクをとって行動したところでそれは本当に報われるのかという不安が強いからです。


稼働率や研究開発、非正規雇用に経営責任。日本の企業の在り方は特に短期的な思考に陥りやすく、長期的に見ると大きな損失に繋がっていることが各地で指摘されています。


では組織が長期的な見通しの元で舵をとり、渋滞を起こさないためにはどうすればいいのか。「渋滞学」の第一人者である東京大学先端科学技術センター教授である西成活裕氏をお招きして、組織のとるべき「渋滞を起こさない長期的思考」について解説いたします。


【開催日時】
2021年6月29日（火）14:00～15:30


【対象者】
経営者様・営業幹部・人事の皆様


【参加費】
無料（事前登録制）


【会場】
オンライン開催となります。（Zoomを予定）
PCとインターネット接続環境があればどこからでも参加頂けます。

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  西成 活裕（にしなり かつひろ）氏

  東京大学先端科学技術研究センター教授・渋滞学者

  東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士（工学）。専門は数理物理学。
  様々な渋滞を分野横断的に研究する「渋滞学」を提唱し、著書『渋滞学』は講談社科学出版賞などを受賞。国際学会誌に論文を多数発表。また、日本テレビ「世界一受けたい授業！」など多くのテレビ、ラジオ、新聞でも活躍。

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  小松 弘明（こまつ ひろあき）氏

  ソフトブレーン・サービス株式会社 取締役会長

  三和銀行（現三菱UFJ銀行）を経て、ソフトブレーン(株)に入社。現在はソフトブレーン・サービス(株)会長を務める。銀行員時代を含め、2万社を超える企業経営者からの相談を受けるなど、営業プロセス構築に関するコンサルティングで、中堅・中小ベンチャー企業の経営者からの支持も高い。
  著書に『宋文洲直伝　売れる組織』（日経BP社）、『会社の見直し方』（幻冬舎）。