株式会社シーベースではHRテクノロジーを中心とした人材開発論・組織開発論を学びたい社会人向けの公開講座「CBASE U」を発足し、様々な講座を開催しております。
今回は無料のウェブセミナーとして、『戦略的360度フィードバック実現の条件 ~米国の最新のハンドブックから学ぶ』を全5回にわたり開催します。
アンケート満足度90%以上の好評をいただいているおすすめセミナーです。
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受講者の声
IT企業人事担当者様
「南雲さんと何度か仕事を一緒にさせていただきました。精緻で誠実なアプローチにいつも感服しています。ちょうど360度の実施を検討する中で、南雲さんがスピーカーの企画ということで受講いたしました。期待とおりでした。」
IT企業人事担当者様
「お話を伺う中で「フィードバック・カルチャー」の醸成の重要さについてを実例から理解できたため、非常に参考になりました。また、「結果の共有」の方法や範囲が鍵であることを実感しました。」
大手メーカー人事部担当者様
「とても勉強になりました。実例やエビデンスがベースになっており、具体的なイメージがつかめたため、とても興味深く拝聴しました。次回以降も導入事例についての具体的な説明を期待しております。」
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6/22(火)11:00~は「米国主要企業における、戦略的360度フィードバックの活用事例」がテーマです。
「360度フィードバック」が、主に管理職に気づきを与える研修用のツールとして用いられていたのは過去の話であり、今では、人材・組織戦略推進の中核的なツールとして、「企業文化変革」「タレントマネジメント」「人事評価の精度向上」「キャリア開発支援」といった多様な文脈の中で、積極的に用いられるようになっています。
しかし、そのような積極的活用に向けては、考慮しなければならないことが沢山あります。たとえば、「育成」目的から「人事評価」目的へと活用目的を広げていくにあたっては、何段階かステップを踏むことが望ましいと言えます。「人材開発」目的から「組織開発」目的へと広げていくにあたっても同じです。そこを考慮せずに無理をすると、「360度フィードバック」自体への信頼が損なわれるような帰結にもなりかねません。
こういった考慮点について、米国では(組織心理学の専門家が企業人事に積極的に関わってきた歴史的経緯もあって)日本とは比べ物にならない量の議論が積み重ねられています。そして、2019年に刊行された『戦略的360度フィードバックハンドブック』(※)は、それらの議論が集大成された、実務家向けの「包括的ハンドブック」となっています。
本ウェビナーは、まず、同ハンドブックの内容を紹介する形で「戦略的360度フィードバック実現の条件」を洗い出した上で、それを元に、今の日本企業に対する示唆を議論します。
各企業様における2021年度の「360度フィードバック」の企画にあたって、議論の解像度を高めるために、本ウェビナーをご活用いただければと思います。また、同ハンドブックの原書は500ページを超える大部の書籍であり、それに目を通すためには何日も要することに照らしても、本セミナーにご参加いただくことで効率的に時間を使っていただけるものと思います。
※『Handbook of Strategic 360 Feedback』 Allan H. Church, David W. Bracken, John W. Fleenor, Dale S. Rose(編) Oxford University Press 2019(刊行)
今回は全5回にわたり、360度フィードバックを人材・組織戦略推進の中核的なツールとして積極的活用に向けた考慮すべき段階ステップ等についてわかりやすくご紹介する講座を開催いたします。
※本セミナーは全5回ございますが、各回のみでもご参加いただけます。