企業や組織のセキュリティを脅かす攻撃者は、ファイアウォールなど従来のシグネチャーベースのセキュリティソリューションを回避し、別の攻撃手段を身につけています。ITセキュリティを維持するためには、分析ベースのアプローチが重要かつ不可欠になってきています。
一方で、このようなセキュリティを維持するための分析・監視・実行ができる十分なスキルを持つ人材の育成は、多くの企業や組織で課題とされています。
企業や組織に必要なセキュリティアナリスト育成の第一歩として、本コースを是非ご活用ください。
【コース内容】
CompTIA CySA+ にて求められる、企業システムにおける情報セキュリティアナリストとして必要なベーススキルを習得します。実機を使用した演習・デモを取り入れることで、机上の知識としてではなく、理論と実践の紐づけを強め、即戦力につながるサイバーセキュリティのデータ分析技術、セキュリティ管理スキルの定着を目指します。
【学習目標】
ネットワーク、セキュリティに関するベーススキルをお持ちの方を対象に、情報セキュリティアナリストとして必要な、以下の内容習得を目指します。
■要件に応じた適切なセキュリティソリューションの提案、セキュリティ技術の選択ができる。
■インシデントに応じた有効的なセキュリティツール・コマンドラインの使用法・活用法を説明できる。
■ツール、デバイス、ログなどの収集情報から、脆弱性や不正アクセスの痕跡などの、セキュリティ上の課題を分析・特定できる。
【教材】
TACオリジナルテキスト・演習資料・Web模擬試験(有効期間2ヵ月)
【対象者】
企業システムにおける情報セキュリティアナリストを目指せる方
【受講前提条件】
CompTIA Security+ 有資格者、または同等スキルを有する方
(Windows/Linuxの基本的な操作スキル、ならびにネットワーク(TCP/IP)とセキュリティに関する基礎知識を有する方)
【定員】
16名 ※5名に満たない場合、開催を中止する場合がございます。