人材マネジメント戦略が社員のエンゲージメントにつながる!その具体的な方法とは?


企業の魅力を測る際、最近重視されているのが「エンゲージメント」です。
社員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」をあらわす「エンゲージメント」がイノベーションを起こし、ビジネスを成長させるとされ、それを高めるための経営が必要になっています。
人事関連では、採用、離職防止、健康経営など、さまざまな側面から効果が期待され、多くの企業が重要視しています。
今回は、どのような人材マネジメントを意識するといいのか解説します。

目次

エンゲージメントとは

エンゲージメントとは、社員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」をあらわします。
現在の日本企業を取り巻く社会環境の変化には、「少子高齢化による人手不足」「グローバル化」「デジタル化」などがあげられます。
企業は限られた社員を活用して社会環境に柔軟に対応しながら、生産性を向上させなければなりません。
そのためには、社員のエンゲージメントを高めていく事が、最重要の課題となるのです。
エンゲージメントが向上すると、下記の3つの効果が期待できます。

モチベーションが高まる

社員のエンゲージメントが高まるためには、所属する企業や職場、チームのミッションやビジョンを共有したうえで、社員自身の行動目標と企業や職場、チームの目標が一致し、社員自身が目標達成のために何をしなければならないかを理解し行動を実行することで企業や職場、チームに貢献していることを実感している状況が必要です。
エンゲージメントが高まっている状況で、社員のモチベーションは高まります。

離職率が低下する

モチベーションが高く、自分の仕事が、所属する企業や職場、チームのミッションやビジョンの達成に貢献していることを実感できることで、社員は今の職場で働くことの価値を実感できます。
その結果、人材は定着し離職率が低下します。

チャレンジ精神を発揮しやすくなる

社員のエンゲージメントが高まっている状態では、社員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」が高まり、自発的な行動や、アイデアの発想が出てきます。
企業や職場、チームの中にチャレンジ精神あふれる風土が生まれてくるのです。

エンゲージメント向上のために

エンゲージメント向上のためには、会社の共通の価値観をつくり、その価値観に合う人材や能力を育てる人材マネジメントが必要です。
エンゲージメント向上を伴う人材マネジメントとして戦略的に取り組む方法としては以下の5つがあります。

ミッションとビジョンの共有

会社のミッションとビジョンを社員が共有することは、企業経営の基本です。
なぜなら、会社のミッションとビジョンは、社会における会社の存在意義であり、会社の本当の目的だからです。
ビジネスにおいて社員は会社や職場、チームに所属し、業務を行うわけですから、社会における会社の存在意義や本当の目的を理解し、会社と共有することは、非常に大きな意味を持ちます。社員にとっても今の職場で働くことの価値となるのです。

共通の価値観の構築

エンゲージメント向上のための共通の価値観の構築には、マッキンゼー社が提唱し一般的に普及したフレームワーク「7S」のうち、「ソフトの4S」に焦点を当てた長期的な戦略が参考になります。
ソフトの4Sとは下記の内容になります。

・Shared: value企業理念などの価値観
・Style:企業の組織風土、文化などの経営スタイル
・Staff: 組織が掲げる価値観に共感できる人材
・Skill:営業力、技術力など組織の能力

コミュニケーションの活性化

エンゲージメント向上を伴う人材マネジメントを実行するためには、会社や職場、チームのメンバーが良好なコミュニケーションを取っている状態が必要となります。
社内のコミュニケーションを活性化する取組みをしなければなりません。

適切な人事評価とフィードバック

適切な人事評価とフィードバックもエンゲージメント向上につながります。
企業は人事評価制度や、社員へのフィードバックの実態を認識し、改善できる点は改善し、最適な制度を構築しなければなりません。

エンゲージメントを測定する

エンゲージメントは進展が分かりにくく、取組に対する効果が見えづらい概念です。
定期的に測定して、数値として捉えていく必要があります。

【参考】エンゲージメントは社員の定着に繋がっているのか?具体的な導入事例と実績
【参考】エンゲージメントを向上させるには?成功例と失敗例を様々な視点から解説

まとめ

・エンゲージメントとは、社員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」をあらわす。

・エンゲージメントが向上すると、「社員のモチベーション向上」「離職率の低下」「チャレンジ精神」の3つの効果が期待できる。

・エンゲージメント向上のためには、会社の共通の価値観をつくり、その価値観に合う人材や能力を育てる人材マネジメントが必要。

・エンゲージメント向上を伴う人材マネジメントとして戦略的に取り組む方法としての「ミッションとビジョンの共有」「共通の価値観の構築」「コミュニケーションの活性化」「適切な人事評価とフィードバック」「エンゲージメントを測定する」の5つがある。

【著者プロフィール】
「ラーニング・イノベーションLABO」編集部
人事領域において人材開発やDX・ITにおけるクリティカルな情報をお届けします。
また、人事担当者の方々が日々抱える人材育成、人材開発における課題を整理し解決していくメディアを目指しています。
人材開発の先にある、社員の方一人一人の自己開発型人材の実現を目指し気づきと学びを提供するべく情報をお届けしていきます。
Recommend おすすめ記事
サムトータルのソリューション
人材の可能性を引き出したい!
今いる社員を大事に育て、組織を強くしたい。
サムトータルのラーニングと人材開発ソリューションで
「教育と育成によって進化する組織」を実現します。
サムトータルのソリューション詳細はこちら
ラーニングを中心とする人材育成ソフトウェア 変化する社会と仕事のためのソリューション
PAGE TOP