「タレントマネジメント・LMSの重要視される機能や課題に関するアンケート調査」結果報告

調査概要

サムトータル・システムズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野正信)は、2017年12月8日~12月22日に、上場および未上場企業の人事担当者を対象に、「タレントマネジメント・LMSの重要視される機能や課題に関するアンケート調査」を実施いたしました。

•調査主体:サムトータル・システムズ株式会社 •調査方法:インターネット調査 •調査期間:2017年12月8日~12月22日 •調査対象:上場および未上場企業の人事担当者 •有効回答社数:168件 •回答企業の属性(規模):1001名以上31%,301~1000名27%,300名以下42% •回答企業の属性(業種):メーカー42.3%,非メーカー57.7%

調査結果概要とポイント

調査結果概要

今回の調査では、タレントマネジメントシステムとラーニングマネジメントシステム(LMS)で必要と思われる機能と課題感について聞いてみました。 タレントマネジメントシステムで必要な機能の上位には、「人材の能力管理」「キャリア開発」「後継者・次世代リーダー育成」があがり、いずれも過半数の企業が必要とした反面、「離職防止」「コンプライアンス教育」へのニーズは低いことが分かりました。タレントマネジメントシステムの課題感では、「データを活用しきれていない」とする企業が全体で60%、大企業では73%を占め、「サポート対応」など他の項目とは大きな開きがあります。タレントマネジメントシステム活用の目的をはっきりさせ、それに必要なデータを登録することが求められます。 LMSの機能では、「受講履歴管理」と「コンテンツの管理」のニーズが極めて高いものの、「自前の研修の内製化」についてはそれほど高くないことが分かりました。また、LMSの課題感でもトップは、タレントマネジメントシステムと同様に「データを活用しきれていない」となりましたが、他の項目とはそれほど大きくはかけ離れていませんでした。

調査結果のポイント

(1)タレントマネジメントシステムで必要な機能は、「人材の能力管理」と「キャリア開発」が6割以上 (2) タレントマネジメントシステムの課題は、「データを活用しきれていない」が圧倒的 (3)LMSで必要な機能の上位は、「受講履歴管理」と「コンテンツの管理」 (4)LMSの課題の上位は、「データを活用しきれていない」と「サポート対応」

調査結果のポイント解説

(1)タレントマネジメントシステムで必要な機能は、「人材の能力管理」と「キャリア開発」が6割以上

タレントマネジメントシステムで必要だと思われる機能は、「人材の能力管理」がトップで71%、次いで「キャリア開発」63%、「後継者・次世代リーダー育成」が54%で続き、ここまでが過半数の企業で必要と認識されている機能になります。「離職防止」は26%、「コンプライアンス教育」は16%と、それほどニーズは高くないことが分かりました。 企業規模別に見ると、大企業と中堅企業では全体と比べて「人事考課」よりも「データ分析」のニーズが高いのに対して、「中小企業では」では「人事考課」のニーズが「後継者・次世代リーダー育成」よりも高く、「データ分析」のニーズはあまり高くありません。対象となる従業員数の多寡によって、「データ分析」ニーズは異なります。

グラフ:タレントマネジメントシステムで必要な機能

(2)タレントマネジメントシステムの課題は、「データを活用しきれていない」が圧倒的

タレントマネジメントシステムにおける課題感を聞いたところ、トップは「データを活用しきれていない」で、全体で60%、大企業だけに限れば73%にも上ることが分かりました。ただ、中堅企業、中小企業では課題感のトップではあるものの、いずれも46-47%にとどまり、大企業との課題感に差があるようです。タレントマネジメントシステムを有効に機能させるためには、導入前の段階でコンセプト、活用目的を明確にし、それを達成するために必要なデータを登録することが重要です。活用目的や活用方法を明確にすることなく、ただやみくもにデータを登録するだけでは、データの持ち腐れになってしまい、タレントマネジメントシステムの持つ機能を十分に生かしきれないことになってしまいます。

グラフ:タレントマネジメントシステムにおける課題感

(3)LMSで必要な機能の上位は、「受講履歴管理」と「コンテンツの管理」

ラーニングマネジメントシステム(LMS)に必要な機能を聞いたところ、トップは「受講履歴管理」で85%に及び、次いで「コンテンツの管理」が63%で続きました。「受講履歴管理」には、オンライン学習だけでなく、集合研修や外部研修のようなリアルな研修・講習の履歴管理も含めて考えている企業も少なくないと思われます。 次いで受講対象者への「メール配信機能」が43%で続きますが、「自前の研修の内製化」については28%にとどまり、必要と考えている企業が3割もないことが分かりました。ただ、大企業だけに限れば、「自前の研修の内製化」36%に対して、「資格化・ステップ教育の機能」32%とニーズの順位は逆転しています。

グラフ:LMSで必要な機能

(4)LMSの課題の上位は、「データを活用しきれていない」と「サポート対応」

LMSにおける課題感を聞いたところ、トップはタレントマネジメントシステムと同様に「データを活用しきれていない」でしたが、課題と挙げた企業は35%にとどまり、60%もの企業が課題と感じているタレントマネジメントシステムほどの深刻さはないようです。2位もタレントマネジメントシステムと同じく「サポート対応」となりましたが、33%と1位の「データを活用しきれていない」とは2ポイントの差しかありません。タレントマネジメントシステムは人事部門や経営・管理職クラスなど、一部の層の利用にとどまっている企業が多いのに対して、LMSは全従業員が対象となることも多く、利用方法などの問い合わせ対応に非常に手間がかかっていることがうかがえます。利用者にわかりやすいインターフェイス、使用方法になっていることが求められているとも言えます。

グラフ:LMSにおける課題感

【参考】LMSとは?eラーニングの学習管理システムLMSの機能を紹介
【参考】タレントマネジメントシステムの機能と導入事例から分かるメリット・デメリット

調査詳細データ

(1)タレントマネジメントシステムで必要であるとお考えの機能を全てご選択ください。(複数選択可)

表:ラーニングマネジメントシステムで必要な機能

(2)タレントマネジメントシステムにおける課題感について、あてはまるものを全てご選択ください。(複数選択可)

表:タレントマネジメントシステムにおける課題感

(3)ラーニングマネジメントシステムで必要であるとお考えの機能を全てご選択ください。(複数選択可)

表:ラーニングマネジメントシステムで必要な機能

(4)ラーニングマネジメントシステムにおける課題感について、あてはまるものを全てご選択ください。(複数選択可)

表:タレントマネジメントにおける課題感
【著者プロフィール】
「ラーニング・イノベーションLABO」編集部
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