内定者研修の内容を考える!成功のポイントを徹底解説

2020.08.25 
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内定者研修の内容を考える!成功のポイントを徹底解説

内定者研修とは、採用した人材から内定辞退を防ぐために、会社側が内定者に対して行う施策である。

今回は内定者研修をテーマに、目的と成功のポイントを解説し、研修の方法を紹介する。

目次

内定者研修の目的

企業の人事担当者は、内定者を確保できたからといって気を抜くことはできない。
入社前に辞退者が出る事例があるからだ。

企業は、内定が決まってから入社までの間に内定者をフォローして不安を取り除き、内定辞退を防ぐとともに、長く働いてもらえるよう定着率を上げることが望ましい。

さらに、入社後早期に戦力として活躍できるように、ビジネスパーソンとしての基礎的な心構えや、入社後に必要となるスキルを身につける教育も、施策として考えておきたい

内定辞退の防止のための施策

企業にとって内定辞退は大きな痛手である。
人材不足が大きな課題である環境下で、人材確保は企業経営の最も重要なポイントである。
内定辞退は人事担当者にとって採用計画を狂わす大きな要因であり、防止しなければならない。

内定者研修によって、企業のビジョンや理念を浸透させ、職場や仕事の内容を伝えていく事で入社への意欲を喚起することができ、内定者が入社までに感じる期待や不安を細やかにフォローし不明点・不安点を解消することで、内定辞退の防止が期待できる。

入社へのモチベーション向上

内定者研修で、企業について理解を深め、社会人としてのビジネスマインドやマナーを学ぶことで、内定者は自信を強めることが期待される。
入社後の働くイメージが漠然としていると内定者は不安を感じやすいが、ビジネスマナーや文書、OAスキルなど社会人に必要な基礎スキルや入社後に求められるスキルを学ぶことで、入社後の自分をイメージしやすくなり自信に繋がる。

また、座学研修だけでなく、内定者同士のチームワークを醸成するグループワークや、懇親会を実施することで入社へのモチベーションをあげていく事ができる。

不安や不明点の解消

内定者は内定決定の後でもいくつかの不安を抱えている。

具体的には、
「内定をもらった会社でよかったのか?」
「社会人としてやっていけるのか?」
「人間関係はうまくやっていけるのか?」
「会社のルールにはどのようなものがあるか?」
などがあげられる。

内定者が抱えている不安や不明点の情報を集め、それらを解消できるようにプログラムを考えていく事が必要だ。

早期戦力化のための施策

内定者研修で早期戦力化のためのスキルを身に着けることは、内定者が社会人としての自覚を持つきっかけになる上、入社後スムーズに業務を覚えていく手助けとなる。
そのためには、3つのポイントに注力して研修を実施する必要がある。

ビジネスマインド

内定者は学生気分が抜けずに入社してしまうと、実際の職場での指導役の従業員や上司が対応に苦慮することはもちろん、新入社員自身もギャップを強く感じる可能性が高い。

学生時代と社会人とでは、求められる内容やレベル、環境が違うことを理解させることは、企業にとっても内定者にとっても重要である。

ビジネスパーソンが持つべきマインドを知ることで、内定者は仕事で成功している自分の将来像をイメージすることが可能となり、自分の目標と、企業で働く意義をリンクさせて考えることができるようになる。

すなわち、ビジネスマインドを育成することは、企業で働くモチベーションを高める効果が期待できるのである。

ビジネスマナーとスキル

入社後に必要なビジネスマナーとスキルは、入社までの期間で身につけられるとなお良い。

必要とされる配属部門が決まっている場合は、基本的なスキルを確認し、不足している部分を補い実践に役立てるようにしておくことが大切だ。

たとえば、クライアントへの訪問や対応が必要とされる営業部門であれば、対外的なマナーの基本的なレベルは確保しておく必要があるだろう。
また、オペレーション部門であれば業務遂行に必要とされる基本的なOAスキルの確保は重要だ。

ビジネスマナーとスキルの習得は、配属部署のメンバーや上司の初期の教育コストが下がる上、新入社員自身にとっても早期に業務を覚えていく手助けになる。

チームワーク

内定者研修で身につけさせたいポイントにチームワークがある。

内定者同士のコミュニケーションが活発に行われることを意識した研修内容にすることで、
・主体性を持って仕事に取り組む
・共通の目標のために一人ひとりが自らの役割を認識する
・メンバー同士で協力する
・メンバーとともに仕事を最後までやり遂げる
といった企業におけるチームワークを体験でき、入社後の円滑なコミュニケーションやプロジェクトの進行に役立つ。

内定者研修の方法

ビジネスマインドやビジネスマナーは、専門的な社外講師を迎えて内定者研修を行うことも多い。
内定者が全国にいる場合などは、研修運営代行サービスなどが行うオープンセミナーを採用するケースもある。
OAスキルや机上で研修可能なビジネスマナー、コンプライアンスなどのプログラムは、eラーニングなどのサービスを利用するのもよいだろう。

チームワークを育成するためには、ゲームを取り入れたグループワークを体験させるプログラムや、研修時以外でも内定者同士がつながれるインターネットを利用したコミュニケーションツールの利用などが有効だ。
昨今は、オンライン研修も重要視されている。
eラーニングであればビジネスマナー、コンプライアンスなどのプログラムなどを場所と時間を選ばず受講でき、WEB会議ツールなどを使用した研修では全国各地の内定者が参加でき、グループワークやディスカッションなども実施できる。

まとめ

企業にとって内定辞退は大きな痛手である。
人材不足が大きな課題である環境下で、人材確保は企業経営の最も重要なポイントである。内定辞退は人事担当者にとって採用計画を狂わす大きな要因であり、防止しなければならない。

企業の人事担当者は、内定が決まってから入社までの間に内定者研修を行い、内定者の不安を取り除きながら入社後に必要となるスキルを身につけさせる必要がある。

「内定辞退の防止」と「早期戦力化」という内定者研修の目標達成のため、今回紹介したポイントを参考に、自社に最適な研修内容を検討して欲しい。

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