人事のビッグデータの活用方法とは?初心者でも分かる人事データの活用方法

2018.08.22 
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人事の分野における人事データと言えば、人事給与システムやタレントマネジントシステムなどで蓄積されたデータやテクノロジーなどを指すことが多い。

ただ、近年のAIやIoTに代表されるテクノロジーの進歩によりこれまで蓄積されていたデータを、より活用していく段階に入ったといえる。

これまでのように個に対する人材管理的な視点だけでなく組織をどう良くしていくか、適正な人員配置や採用にまで人事ビッグデータが使われている。

AIの機能や可能性を正しく理解する

ただ、一口に人事ビッグデータと言っても漠然としてイメージがわかない、という企業、人事担当者の方もまだまだ多いのが現状ではないだろうか。

本来のAIの機能や可能性を正しく理解することを妨げる要因の一つとして、今後のAI技術の進化により自分の仕事がAIに置き換えられ、私たち人間が職を失うのではないかという潜在的な不安が挙げられる可能性があるが、その予測はおそらく外れることになる。

AIが導入されて、様々なデータ処理が高速化されれば、人事担当者は「作業」に追われていた時間と労力両方の面で余裕ができ、より高度で戦略的な「業務」にシフトできるようになる。

むしろAIはこれからの人事担当者にとって、強力なサポーターになる可能性の方が高いのである。

AI活用が進む欧米ではAIは非常に高機能な計算機のようなものとして捉えられており、あくまで一つの道具である、と認識されている。

これまで分析や未来の戦略予測には膨大な時間が必要で、そこから方針を決定し施策に移っていたスピードは、まるで大型タンカーがゆったりと舵をきって方向転換するようなものだった。

しかしAIを活用すれば即座にシュミレーションできるので、企業は小回りのきく水上バイクのように、瞬時にハンドルを切る決断ができ、さらに方向転換が必要になったとしてもずれが大きくなる前に修正が可能となる。

人事ビッグデータの活用にあたって大切なこととは

人事ビッグデータの活用にあたって大切なのは、企業の戦略として何を明らかにしたいのか、どこに向かいたいのかを具体的にすることである。
膨大な位置情報を携えているカーナビゲーションがどんなに正確な地図を持っていても、現在地と目的地を正しく入力しないと道案内をできないのと一緒で、企業をどういう状態に持っていきたいのか、その到達点を明確にしなければ、人事ビッグデータの活用はできない。

AIが特に得意とするのは非構造化データを扱うことであり、人の適性やパーソナリティといった視覚化しにくい部分を見える化し、採用から育成、適材適所の配属や、上司と部下の相性を分析した上での組織人事、意欲の減退した社員、離職する可能性のある社員を見つけ出す、と言った面で成果を上げ始めている。

現在はAI、HRテクノロジーを活用した採用やタレントマネジメントの為のサービスやツールが数多く提供され始めている。
人事ビッグデータについてイメージが湧きにくい人は、まずはそのようなツールで何が出来るのかリサーチを始めてみるとわかりやすい。

まとめ

AIが導入されて、様々なデータ処理が高速化されれば、人事担当者は「作業」に追われていた時間と労力両方の面で余裕ができ、より高度で戦略的な「業務」にシフトできるようになり、AIが強力なサポーターになる可能性の方が高い。
AIは非構造化データを扱うことが得意であり企業の戦略としてどう活用するかを具体的にすることが大切である。

関連リンク:人事ビックデータの活用で見えてきた「課題の見える化」

参考リンク

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