イマドキ若手のキャリア観とキャリア開発3.0―調査から紐解く世代間ギャップの乗り越え方―

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この講演の「聴きどころ」を教えてください。

イマドキ新卒へのキャリア観調査や、上司への定性調査から、イマドキ若手のキャリア観の特徴や、育成・キャリア開発のポイントを紐解いていきます。

また、従来の過去の経験を分析し、長期的な理想を考えるというアプローチに変わる、新しいキャリア開発の取り組み、若手本人・上司へのアプローチの方法を具体的にお伝えさせていただきます。

貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。

日本では「職務を限定しない、新卒一括採用」「職務ではなく、成長をベースとした人事制度設計」が主流であり、米国をはじめとする他国におけるキャリア形成とは根本的な前提が異なります。

何気なく活用しているキャリア理論が、欧米のジョブ型採用を前提とした考え方という前提を踏まえて活用していくことも大切です。

弊社では、日本型のキャリア開発にフィットするキャリア開発の研究や実践をもとに、大学向け、企業向けにキャリア支援サービスを提供しています。

登壇される方についてお聞かせください。

「主体性を数日の研修で開発をするのは無理だろう…」「そもそも、研修って本当に意味があるのかな？」キャリア研修においても、若手研修においても、綺麗に書かれたアクションプランシートが提出されて忘れさられていく現実にもどかしさを感じています。

現場で「１年後、３年後の理想の姿」にモチベートされている若手社員の方をみたことがあるでしょうか？

そんな問題意識をきっかけに、組織心理学、キャリア心理学を専門にされている、東京経済大学コミュニケーション学部 准教授小山先生にご協力をいただきながら、調査・研究やプログラム開発に取り組んでいます。

時代に合った、イマドキの若手のキャリア観に合ったアプローチについて、みなさんと意見交換できれば幸いです。

ご参加の皆様へメッセージをお願いします。

イマドキ新卒・若手に対するアプローチ、若手を育てる上司の方々へのアプローチについて、最新の取り組みから、今後どのようなアプローチが本質的なものなのかを、ご一緒に考えていければと思います。

講師紹介

• 

  小山健太氏

  東京経済大学コミュニケーション学部 准教授

  東京経済大学キャリアデザイン研究所副所長。博士（政策・メディア）（慶應義塾大学）。専門は組織心理学、キャリア心理学。日本型組織・人事の進化に関心があり、産学連携の研究・実践プロジェクトに取り組んでいる。慶応大学と上智大学でも非常勤講師。キャリアコンサルティング２級技能士（国家資格）、MBTI認定ユーザー（Japan-APT正会員）。

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  高橋政成氏

  Original Point（株）代表取締役 / 東京経済大学キャリアデザイン研究所研究客員

  大学を卒業後（株）シェイクへ新卒入社。研修プログラム開発、コンサルティング営業として、100社以上の人材育成に携わる。トップセールスを達成した後、最年少マネジャーへ昇格。その後、既存事業と兼務で、大学向け教育の新規事業を立ち上げ。2016年、大学・採用の領域から、新たな価値を創るためにOriginal Point株式会社を設立。キャリアデザイン研究所では、イマドキ新卒のキャリア観や日本型のキャリア開発論についての研究を推進している。

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