【HRサミット2017】日本最大級の人事フォーラム

Coming Soon
9/19(火)

14:10 - 15:20

健康と生産性との両立:ワークエンゲイジメントに注目した組織と個人の活性化

  • 人事全般
  • 人事戦略
  • 人材開発
この講演の「聴きどころ」を教えてください。
この講演では、従業員の「こころの健康増進」と「生産性の向上」という一見すると相反する課題を解決するために、「ワーク・エンゲイジメント」という考え方に注目します。

ワーク・エンゲイジメントとは「仕事に誇りややりがいを感じている」(熱意)、「仕事に熱心に取り組んでいる」(没頭)、「仕事から活力を得ていきいきとしている」(活力)の3つがそろった状態であり、バーンアウト(燃え尽き)の対概念として位置づけられています。バーンアウトした従業員は、疲弊し仕事への熱意が低下しているのに対して、ワーク・エンゲイジメントの高い従業員は、心身ともに健康で、仕事や組織に積極的に関わり、良好なパフォーマンスを有していることが分かっています。

本講演では、ワーク・エンゲイジメントの基本的な考え方や先行研究を紹介したうえで、組織の活性化と個人の活性化について、事例を交えてご紹介します。特に、組織の活性化では、国によって義務化されたストレスチェックを活用しながら、健康的で生産性の高い職場づくりの方法について言及します。最後に、講演者が取り組んでいる最新の研究成果もご紹介しながら、今後の働き方のあり方について参加者のみなさまと考えたいと思います。
貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。
従業員の資質を活かした、個性豊かな組織づくりをお手伝いいたします。
三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズは、百貨店をはじめ、不動産、金融、物流などグループで培ってきたノウハウを活用し、人事領域の課題解決ソリューションをご提供しております。

1. 教育研修
三越伊勢丹は、厚生労働省「キャリア支援企業表彰2015〜人を育て・人が育つ企業」に選定されるなど、人事領域の取り組みで評価をいただいています。三越伊勢丹グループ内での教育・研修のノウハウをもとに、お客さまの課題に合わせた研修プログラムをご提供させていただきます。個別の研修以外にも、教育体系全体のカリキュラム構築や、講演、お客さま独自の研修コンテンツ制作など幅広くご対応させていただきます。

2. 人事制度構築・浸透
三越伊勢丹国内従業員約2.5万人に向けて取り組んできた人事施策の知見をもとに、 「あるべき人材像」の具現化に向けて、求められるコンピテンシーや行動要件の設定、また教育体系や評価制度の構築浸透と、人事制度に関する課題全般についてご支援させていただきます。

3. 経営理念、ビジョンの実現に向けて、「あるべき人材像」を現場の皆さまと一緒に策定し、自律的に行動する組織風土づくりをご支援させていただきます。顧客接点に関する領域において、現場で蓄積したリアルなナレッジを基にした三越伊勢丹ならではの、多様な人財が活躍する組織づくりのノウハウをご提供させていただきます。

登壇される方についてお聞かせください。
講演者は、もともと働く人のストレスを低減し、メンタルヘルスの不調をどのように支えていくかに関心を持っていました。そして、経営層に向けてメンタルヘルス対策の重要性を訴えてきました。
ところが、それまでのメッセージは「メンタルヘルス対策をやらないと、どんなデメリットがあるのか」といったリスクマネジメントの視点から発信しており、経営者の心にはまったく響いていませんでした。経営者が望んでいたメッセージは「メンタルヘルス対策をやると、どんなメリットがあるのか」という内容だったのです。

そのような時に出会ったのが、健康でいきいき働くという「ワーク・エンゲイジメント」という考え方でした。「生産性か健康か」という発想から「生産性も健康も」大切にするこの考え方に、目からウロコが落ちました。
「一粒で二度おいしい」ワーク・エンゲイジメントの味を、みなさんも一度味わっていただきたいと思います。
ご参加の皆様へメッセージをお願いします。
医療、福祉、産業保健の視点からだけでは、複雑化する従業員のこころの問題をとらえきれません。一部の不調者だけを対処療法的にケアするのではなく、元気な人も含めたすべての従業員のメンタルヘルスを重要な経営資源ととらえ、組織を活性化するために職場全体の健康度を積極的に底上げしていくという「攻め」の視点が求められています。
ワーク・エンゲイジメントは、経営部門・人事部門と産業保健部門とをつなぐキーワードとして、これからますます注目される考え方になるでしょう。

欧州で5年に1度行われている欧州労働条件調査(European Working Conditions Survey)では、2015年調査からワーク・エンゲイジメントが含められるようになりました。日本でも厚生労働省の研究班が作成した新職業性ストレス簡易調査票にも、ワーク・エンゲイジメントが含められているほか、健康経営の評価指標においても、就業に関連する短期的アウトカム評価指標としてワーク・エンゲイジメントが提示されています。

このように、ワーク・エンゲイジメントは、研究面でも実践面でも大切なキーワードになってきました。今回の講演によって、参加された企業や組織における活性化対策に少しでもお役に立てれば幸いです。

講師紹介

  • 島津明人

    島津明人氏

    北里大学一般教育部人間科学教育センター教授

    □専門 ・臨床心理学,産業精神保健学 □研究・活動内容 ・職場のメンタルヘルスの研究と実践 ・従業員と職場組織の活性化に関する研究と実践 □略歴 早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻・博士後期課程心理学専攻修了。博士(文学)、臨床心理士。早稲田大学助手、広島大学講師、同助教授、ユトレヒト大学客員研究員、東京大学大学院 医学系研究科 精神保健学分野 准教授等を経て現職。 □主な著書 ・ワーク・エンゲイジメント:ポジティブメンタルヘルスで活力ある毎日を,労働調査会 ・職場のストレスマネジメント(CD付き):セルフケア教育の企画・実施マニュアル,誠信書房 ・職場のポジティブメンタルヘルス:現場で活かせる最新理論,誠信書房

  • 藤森 健至

    藤森 健至氏

    三越伊勢丹ホールディングス 人財本部 人事部 部長

    1992年株式会社伊勢丹(現・三越伊勢丹)入社。新宿店ベビー子供用品部配属の後、支店黒字化政策としての自主編集チェーンオペレーション『ユニットショップ』を企画し、初代マネージャー(婦人服)を担う。 2006 年より伊勢丹人事部。2011年より三越伊勢丹ホールディングス人事部人事キャリア担当部長として、三越、伊勢丹の統合後の採用・人財育成・異動を中心とした人事制度改革に取組むなか、1,000人キャリア面談の推進や、三越伊勢丹オリジナルの販売スキル向上システム『SSP(Sales Skill up Program)』の開発、同じくオリジナルの朝活&夜活プラットフォーム『SNACK』の立ち上げを行う。 2016 年より人事企画部長として人事制度改革、人財育成フローの再構築等に取り組む。

お申込みにはHRプロサイトへのログインが必要です

ログイン

ID/PWを忘れたら

会員登録がまだの方は、新規会員登録(無料)にお進みください。

戻る