社員同士が結束を固めて共通の目標に向かう組織にするには何が必要か?

 

introduction

仕事に対するやりがいや、企業としての一体感を高め、協力しあって目標を達成するという意識を従業員に持ってもらうために、企業の組織(チーム)としてのあり方を改革する「組織風土改革」に着手する企業が増え始めている。HR総研は、Unipos株式会社(東京都港区、代表取締役:斉藤知明)と共同で実施した『組織風土改革』に関する調査結果をもとに、企業における組織風土改革の実施状況やその内容などについてレポートをまとめた。なお、調査は人事ポータルサイト「HRプロ」と経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」で実施。「HRプロ)会員184名、「経営プロ」会員48名、合わせて232名から回答を得られた。全員、上場および非上場企業の人事部門の責任者や人事担当者(主に「HRプロ」会員)、経営者や役員(主に「経営プロ」会員)となる。

レポート

「組織風土改革」は、企業の組織のあり方を認識するとともに、よい方向に組織の風土を変革するものである。企業が一丸となって取り組まなければ効果は期待できない。果たして、どれほどの企業が組織風土改革に取り組んでいるのだろうか。

経営層から「組織風土改革」に関する課題を課せられているかどうかを尋ね、43%が「課せられている」、7%が「自身が経営層であり、部下に課題を課している」と回答した。合計するとちょうど50%が組織風土改革に関する課題に取り組んでいるという計算だ。

また、上記の質問で「課せられている」「自身が経営層であり、部下に課題を課している」と回答した調査対象者に、組織風土改革を成し遂げることで、どのような効果を求められているかを訊いている。回答が多かったのは、上から「社員同士のコミュニケーションの活性化」(58%)、「社員のモチベーション向上」(53%)、「社員のエンゲージメント向上」(50%)の順(図表1)。これらの結果から、経営層は組織風土改革によって組織の活性化を求めていると考えられる。組織が活性化することで、従業員同士の結束の強化や、やる気の向上、当事者意識の醸成といった効果が期待でき、結果として離職の防止や業績の向上につなげられる。


図表1「組織風土改革」を行う企業が期待する効果(複数選択可)

図表1「組織風土改革」を行う企業が期待する効果(複数選択可)

社員同士のコミュニケーションを増やすことが
組織風土改革のポイント

組織風土改革を行うため、具体的などのようなことに取り組んでいるのだろうか。「その他」を含む10個の選択肢から、3つまで選んでもらった。その結果、「コミュニケーション活性化」(41%)、「社員総会/kick-Off、レクリエーション等」(33%)、「社員研修・合宿」(30%)の3項目が上位に並んだ(図表2)。


図表2「組織風土改革」として実行している取り組み(最大3つ選択可)

図表2「組織風土改革」として実行している取り組み(最大3つ選択可)

「社員総会/kick-Off、レクリエーション等」の取り組みとしては株式会社リンクアンドモチベーションの例を紹介したい。同社では、3カ月に1回、全国の拠点から全社員を集めて「総会」を開催し、実績を上げた社員を表彰している。この総会では、家族や同僚からの動画メッセージも流すなど、仕事へのモチベーションや、会社へのエンゲージメントを高める催しも実施しているという。

この後、調査レポートでは下記について紹介しています。

  • 組織風土の課題で取り組みたいが、出来ていない施策
  • コミュニケーションを活性化させる手段
  • コミュニケーション活性化に向けた施策例
  • 優秀人材を引き留めるポイント
続きはダウンロードしてご覧ください

Special interview青山学院大学
山本寛教授インタビュー

山本寛教授

若手社員のリテンションに有効な
社内コミュニケーションのあり方と
従業員体験(EX)とは

詳しくはこちら

共に働く仲間とオープンに送り合う新しい成果給 ピアボーナス「Unipos(ユニポス)」

「Unipos」は、仲間の貢献や成果に対し、感謝のメッセージに合わせて「ポイント」を送るピアボーナスサービスです。従業員同士のコミュニケーションを活性化し、優秀人材の引き留めにも寄与します。詳しくはこちら