PR

今求められる「健康経営」最前線。
働く職場環境改善と喫煙対策の現状

Vol.01

データで見る健康経営における喫煙対策と
「ハームリダクション」という考え方

働き方改革と共に、「健康経営」に取り組む企業が増加している。健康経営にはいくつかの重点課題があるが、特に関心が高いのが「喫煙対策」だ。しかしながら、喫煙を長年の習慣としている人にとって、完全禁煙は容易なことではない。そこで有効なのが、健康リスクを低減する「ハームリダクション」という概念であり、健康への影響が紙巻たばこよりも少ないことが科学的に裏付けられている加熱式たばこは、これを実現するソリューションの一つとなりうる。喫煙者に一方的に禁煙を押しつけるのではなく、疾病リスクが低いと考えられる手段でたばこを楽しめる環境を築き、健康経営を推進する取り組みについて考えた。

健康経営への取り組みと、喫煙対策の切っても切れない関係

労働人口の減少が進む日本において、1人あたりの労働生産性向上が重要な課題となっている。そうした中で注目を集めているのが、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実施する「健康経営」だ。企業が従業員の健康保持・増進に取り組むことは、従業員の活力向上や生産性の向上をもたらし、結果的に業績向上や企業価値向上に繋がることが期待されている。経済産業省も本腰を入れて健康経営を推進しており、平成26年度から「健康経営銘柄」の選定を、平成28年度には「健康経営優良法人認定制度」を創設するなど、取り組む企業が社会的に評価を得られる環境を整備している。

そんな健康経営について企業がどのような取り組みをしているのかを探るべく、調査会社の株式会社マクロミルが2018年8月、企業の人事・労務と総務担当者300名ずつにアンケート調査行った。2017年にも同様の調査を実施しており、調査結果から、企業がどんな取り組みを行い、また直近でどんな課題に注目しているのかが浮き彫りになっている。

8割以上の企業が行っていたのが、「定期検診受診の奨励」(2018年の数値で91.3%)、「ストレスチェックの実施」(同85.7%)、「残業・業務時間過多への注意喚起」(同81.3%)である。いずれも2017年の調査でも実施している企業が多かった項目で、継続して注力していることが分かる。注目はこの1年で「喫煙対策」に関する項目が目立って増加している点だ。「非喫煙者の受動喫煙対策」は2017年の36.0%から2018年は56.7%へと20ポイント以上、「喫煙者への禁煙サポート」も、32.3%から43.8%と、1年間で10ポイント以上伸びている。

Q健康経営として取り組んでいることは?

健康経営として取り組んでいることは?(マクロミル調査「総務・人事担当者に聞いた、喫煙対策に関する調査 2018」の『健康経営の取り組み有無』より)

この数年、社会的なテーマとして喫煙問題が認識されており、健康経営とは別軸で禁煙を試みる人が増えている。そのため、喫煙者は減少したような感覚は多くの人にあるだろう。しかし、喫煙者が完全にいなくなったということではない。調査でも「まったくいない」という企業はわずか0.7%。ほとんどの企業には喫煙者がおり、3割以上が「社員の10〜20%程度」と答えている。中には「社員の30%以上」という回答も10%程度あった。つまり、健康経営と喫煙対策は切っても切れない関係であることが分かる。

Qあなたの会社で喫煙する社員の割合は?

あなたの会社で喫煙する社員の割合は?(マクロミル調査「総務・人事担当者に聞いた、喫煙対策に関する調査 2018」の『社内での喫煙者の割合』より

企業側に社員の喫煙に対する具体的な課題を質問したところ、「喫煙者の健康被害」(2018年の値で63.7%)、「受動喫煙による非喫煙者の健康被害」(同59.1%)、「たばこのニオイ」(同53.5)等が上位に挙げられた(参照:下図『社員の喫煙に対する具体的な課題』)。一方、社員から、アンケート回答者のところに寄せられている喫煙に関する要望や意見を聞いたところ、「社内の全面禁煙(29.7%)」、「ニオイが不快(29.5%)」、「非喫煙者への健康被害」(20.3%)が多かった(参照:下図『喫煙に関する社員からの要望・意見』)。ここから、煙による健康被害やニオイについて、企業と社員の双方が課題に感じている共通項であることも見えてきた。

Q社員の喫煙に対して具体的に課題と感じることは?

社員の喫煙に対して具体的に課題と感じることは?(マクロミル調査「総務・人事担当者に聞いた、喫煙対策に関する調査 2018」の『社員の喫煙に対する具体的な課題』より)

Q社員からの喫煙に関する意見や要望は?

社員からの喫煙に関する意見や要望は?(マクロミル調査「総務・人事担当者に聞いた、喫煙対策に関する調査 2018」の
『喫煙に関する社員からの要望・意見』より)※社内の喫煙課題意識者ベース

健康経営の観点からの喫煙対策

健康経営における重要なテーマの1つである、喫煙対策。では、実際、各企業はどのような喫煙対策を行っているのだろうか?

この後、ハームリダクションの概念と
健康経営の観点から疾病リスクが低いと考えられる製品について、詳しく紹介します。
続きは、資料をダウンロードしてご覧ください。

資料をダウンロード
PROFILE
伊東 健 氏

伊東 健 氏フィリップ モリス ジャパン
合同会社
広報・企業喫煙対策推進本部&渉外担当部長

1997年フィリップ モリス ジャパン合同会社に入社後、企業や業界団体、行政機関の渉外担当などの要職を経て現職。数多く企業内の喫煙環境の課題解決サポートを行いながら、「煙のない社会」の実現に向けて幅広く取り組んでいる。