サムトータル・システムズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野正信)は、2017年12月8日〜12月22日に、上場および未上場企業の人事担当者を対象に、「タレントマネジメント・LMSの重要視される機能や課題に関するアンケート調査」を実施いたしました。
【調査概要】
今回の調査では、タレントマネジメントシステムとラーニングマネジメントシステム(LMS)で必要と思われる機能と課題感について聞いてみました。
タレントマネジメントシステムで必要な機能の上位には、「人材の能力管理」「キャリア開発」「後継者・次世代リーダー育成」があがり、いずれも過半数の企業が必要とした反面、「離職防止」「コンプライアンス教育」へのニーズは低いことが分かりました。
タレントマネジメントシステムの課題感では、「データを活用しきれていない」とする企業が全体で60%、大企業では73%を占め、「サポート対応」など他の項目とは大きな開きがあります。タレントマネジメントシステム活用の目的をはっきりさせ、それに必要なデータを登録することが求められます。
LMSの機能では、「受講履歴管理」と「コンテンツの管理」のニーズが極めて高いものの、「自前の研修の内製化」についてはそれほど高くないことが分かりました。
また、LMSの課題感でもトップは、タレントマネジメントシステムと同様に「データを活用しきれていない」となりましたが、他の項目とはそれほど大きくはかけ離れていませんでした。
【調査のポイント】
(1)タレントマネジメントシステムで必要な機能は、「人材の能力管理」と「キャリア開発」が6割以上
(2) タレントマネジメントシステムの課題は、「データを活用しきれていない」が圧倒的
(3)LMSで必要な機能の上位は、「受講履歴管理」と「コンテンツの管理」
(4)LMSの課題の上位は、「データを活用しきれていない」と「サポート対応」