ビジネス環境が急速なスピードで変化する中、リーダーシップを発揮しながら事業や組織を牽引し、課題を解決していく力が多くの企業で求められている。そうした能力・経験は文化や価値観が異なるダイバーシティ環境の中で芽生え、育まれるものも少なくはないだろう。
そうしたリーダーシップを育成するため、今回行われた「異業種混合型リーダーシッププログラム ALIVEプロジェクト」には、9社60名からなる様々な企業の次世代のリーダー候補が集まり活発な議論が行われた。
企業の枠組みを超えたチームでリアルな社会課題を解決する

業界・業種を超えて課題を解決する…異業種交流プロジェクト「ALIVE」とは

ALIVEプロジェクトとは、ひとことでいえば、さまざまな業界・業種を超えて集まったチームでリアルな社会課題を解決するためのプロジェクトである。

もともと、サントリー食品インターナショナルにおいて「自社のリーダーを育成するためには、他の企業の社員と交流して意見をぶつけ合うような取り組みが必要」と考えたことをきっかけに、グローバルリーダー育成プログラムの一環として、2016年、ALIVEプロジェクトの前身である「モルツプロジェクト」が発足した。

「モルツプロジェクト」を運営したサントリー食品インターナショナルの当時人事部の庄司弥寿彦氏に、答申先・各社人事部から翌年以降の継続を望む声が多く寄せられ、また社会に眠る課題と企業・企業人を大規模につなぐというプログラムの社会的意義を感じ、ボランティアスタッフとして関わっていた合同会社こっからの墨健二氏・巴山雄史氏および日本郵便畑俊彰氏により、非営利団体での継続的な運営の検討が始まった。

ALIVEプロジェクトに参加しているのは、普段は企業に勤めている20~40代前半前後までの社会人だ。普段は所属企業で培われた文化・価値観の中で就業している彼らが、他社の同世代たちとチームを組み、ひとつのことを成し遂げることで、大きく成長していくことが期待されている。


このあと、ALIVEプロジェクトの目的や全体スケジュールの詳細などプロジェクトの中身や実際に参加されたメンバーの生の声をご紹介します。続きは、記事をダウンロードしてご覧ください。

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