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管理職の早期育成に!"やるべきことが明確になる"研修

〜管理職になった際の“行動”を再現し、研修効果を高める〜

株式会社マイナビ
就職情報事業本部 研修企画統括部 運営開発部 開発課
土屋 裕介 氏

新任管理職の早期育成は多くの企業で課題となっています。管理職昇進は、プレイヤーからマネジャーへと変わる転換期であり、求められる役割や能力が著しく変化するため、今までの経験だけでは適用が困難です。マイナビではこれらの現状を踏まえて、「ムビケーション」という新しいスタイルの研修を実現。管理職が取るべき行動を研修内で再現し、新しく経験することで実践スキルを向上させます。

管理職研修への考察 〜一般的な研修内容〜

一般的に管理職に求められる役割は、大きく分けて2つあります。それは「業務の管理」と「人と組織の管理」です。「業務の管理」とは、主に目標・課題の設定、問題解決・課題解決、業務の改善などを、「人と組織の管理」とは、主に部下の指導・育成、チーム力向上・組織の活性化などを行います。この2つの業務に対してリーダーシップを発揮しながら実施する、それが管理職の役割です。 それでは、こうした役割を求められる管理職には、今までどういった研修を行ってきたのでしょうか。当社の分析によると、その研修内容は管理職の役割(問題解決、目標管理、部下育成、チーム作り、リーダーシップ)の6つでした。つまり管理職に求められる一般的な役割をそのまま研修で学んでいることがわかります。

管理職研修への考察 〜重要なポイント〜

一般的な学習方法は、講義、ロールプレイング、ケーススタディの3つです。こうした研修内容や学習方法は、長い間変わっていません。しかしHR総研のアンケート調査では、4社に3社が管理職育成に課題を持っていると答えています。では、具体的にどんな課題があるのか。当社で分析したところ、研修の学びを職場で活かせていないことが最大の課題であることが分かりました一般的な研修の学習プロセスは、“講義”で知識を身につけ→ロールプレイングやケーススタディを通して“体験”し→振り返りで“概念化”を図り→“現場実践”に繋げていく…というものですが、この中で問題になってくるのが、“体験”の部分です。体験する内容が実際の職場の内容と異なるほど、概念化が難しくなり、職場で実践できなくなるのです。つまり研修での体験をいかに職場の内容に近づけられるか、そこが最も大事なポイントになります。

ムビケーション学習スタイル

そこでご紹介したいのが、当社が提供するムビケーション学習スタイルです。これはSIMULATION(シミュレーション)+MOVIE(映像)+EDUCATION(教育)の3つの単語を掛け合わせた造語で(マイナビが商標登録)、主観カメラで撮影されたドラマ映像を使ったビジネスシミュレーション研修となります。

では進め方をご説明しましょう。まず、自分がオフィスに居るようにストーリーが展開します。そして映像(ここでさまざまな依頼が出る)→ワーク(マネジメント業務体験を行う)→講義(講師が説明する)→映像(次のストーリーに進む)…このサイクルが繰り返されます。まさに現場でのマネジメントを疑似体験できるのです。
ムビケーション学習スタイルは、ヘイコンサルティンググループとの共同開発による新しい学習スタイルです。バリエーションは、「新入社員向け」、「若手社員向け」、「管理職向け」の3つがありますが、今回はその中から「管理職向け」をご紹介します。

管理職研修概要

対象…新任管理職、または昇格候補者の方
実施日数…2日間プログラム
学習項目…管理職研修に求められる普遍的な内容(管理職の役割、問題解決、目標管理、リーダーシップ、チーム作り、部下育成)

◆実際に映像を流して内容を紹介

「株式会社マイエデュケーション」という架空の会社に、受講生の方が入社して、新任課長として赴任するというストーリー。 2日間のストーリーを通じて学んでいく内容は管理職に普遍的に求められる役割に紐づいているので、職種や業種を問わず受講が可能です。また、通い2日間の研修で計6つのセッションをクリアしていくという流れになります。セッションテーマは「組織の課題をとらえる」、「目標管理と目標設定」、「チームワークを強化する」、「部下育成の基本」、「リーダーシップ・スタイル」、「新任管理職の心構え」。今回はその中から、いくつかのセッションをご紹介します。

レポートはまだ続きます。気になる内容の続きはダウンロードしてお楽しみください。

提供:株式会社マイナビ

土屋 裕介 氏

株式会社マイナビ
就職情報事業本部
研修企画統括部 運営開発部 開発課
土屋 裕介 氏

大学卒業後、不動産会社の営業職を経て、国内大手コンサルタティング会社に入社。人材開発・組織開発の企画営業として、大手企業を中心に研修やアセスメントセンターなどを多数導入。2013年株式会社マイナビに入社。現在は、年間約3000名が受講する公開研修のコンテンツ開発と全国各地での講演を実施している。