研修でよく使われるワークシート

気づいたことを書いたり、アクションを書いたり。

研修を開発する上で欠かせない道具です。

ところが、そのワークシート。

研修の時しか使わないのです。
もちろん、職場に帰った後でも見直せるように
きれいにバインダーに閉じたとしても、
二度と見られることがないのです。

また、研修終了後に捨てられたりします。

皆さんも過去に受けた研修で使用したワークシート
をとってありますか?
すべて廃棄してしまっているのが現実ではないでしょうか。

でもよく考えてください。

そのとき学び、気づいたこと、自分で発見したこと、
目標設定などが書かれている、いわば未来への設計図
です。
それを捨ててしまうなんで考えられないとは思いませんか。

でも研修当日しか考えない設計をしていると
こういうことがおきてしまうのです。


ワークシートは職場でも利用できるように設計すべきです。

見える化をする仕組みを作ってもいいでしょう。

上司との面談の仕組みと連携してもいいでしょう。

自分で定期的に見直し、書き足して行くものにしてもいいでしょう。

いずれにしろ、研修当日だけのものにする意味はないのです。

ワークシートが捨てられたらその時点で、やりっぱなしの研修に
なってしまったといっても過言ではありません。

それくらい、学びの連続性を重要視してほしいのです。

研修当日で学んだことを、仕事で活かし、その経験から、学びを
深めて行く、という考えです。

研修当日ですべて完璧になることは不可能です。でも行動のきっかけ
をつかみスタートを切るには最高の場です。そのスタートの場と現場を
つなげて行き、学び・気づきをつなげて行くという考えが必要なのです。

さあ!
『人材育成担当者よ。職場でも使えるワークシートを設計しよう!』
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