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「研修講師のこぼれ話」29話

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2017年02月15日

こんにちは、「受講者との対話を重視する研修講師」の宇田川 摂です!
今回はマインド系研修とテクニック系研修の同一日開催の是非、についてです。

「ニワトリが先か、タマゴが先か」と同じような議論で「社員のマインドセットが先か、テクニック習得が先か」という選択で迷われている人事研修担当様は多くいるようで、予算が厳しい場合はそれぞれの研修を午前午後で別けて開催する会社様も多いようです。

その是非について、その中間的な、例えばビジネスマナー研修(名刺の渡し方等はマインドと技能を同時に学ぶ内容)は除いて考えてみました。

1)それぞれを同一日に開催する。
新入社員など、社会経験がまだ浅い方を対象にした場合、受講者側の学びの視点で考えると最もやってはいけない施策だと感じております。受講者は理解習得に時間を要するマインド系よりもすぐに使えそうなテクニック系に走ってしまい、マインド系の話が受講者の記憶から欠落しがちです。
その結果、テクニックは習得できても、「なぜそのテクニックが必要なのか?」の視点が欠落してしまうため、応用が効かない社員を育てることになりかねません。

2)それぞれを別けて開催する。
お金と時間は掛かりますが、それぞれを別けて交互に開催するのが長い目で見れば社会や外部環境の変化に追従できる社員を育てることになります。
順番としてはマインド系/OJTで学びの意味を理解/テクニック系/OJTでマインドとテクニックの融合、このサイクルを繰り返すことが効果的です。

人財育成は短期的なコストと成果ではなく、長期的な投資とリターンと考えてアプローチをすると研修効果の見方も変わってくると思います。

※長期視点の研修施策実施に関するご相談承ります(他社様の研修プログラム含む)。
お気軽にメールにてお問い合わせください。
udagawa@vector-up.com(ご使用のメールソフトにアドレスをコピーしてお使いください)

◆「研修講師のこぼれ話」バックナンバーはこちら◆
http://www.hrpro.co.jp/agora/author/a_vector

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